SEVEN HEAVEN
書庫宮
Live Report2001

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河村隆一2002「真昼の月と真夜中の太陽」

京都会館

2002.10.5

■第一部□
M0:「Lyar's Hym」
M1:かけがえのない人
M2:愛欲のまなざし
M3:GLASS
MC
M4:Ne
M5:古の炎
M6:静かな夜は二人でいよう
MC
M7:恋をしようよ
M8:Sugar Lady

■幕間□
■第二部□
so deep
REAL
BEAT
MC
うたかた
SE,TSU,NA
Love Song
MC
ジュリア
I love you
Love is....

EC1)Stop the time forever
EC2)深愛-only one-


京都会館は一階の後ろから一列目となっていて毎度ややこしいな

10年ぶりくらいの会場だよ
今回は盟友が参加できなくなったので友人のお母さんと参加。
当日妻が発熱で迷ったけど車で飛ばしたらドアtoドアでほぼ2時間

車停めて、友人と待ち合わせて平安神宮詣でに
閉門時間が迫る中で神苑を散策してから会場へ

入場口近くの石段に座って列を眺めていたよ
定刻の五時半に開場して30分くらいで列は消えていたし、入る人もまばらになっていた
押しは無いかなって話していたんだけどね

一階の28列で実質の11列目の下手側
ステージはグレーのま緞帳というより幕が張られていて、定時になったらボーイッシュな女の子がエレアコ持って登場
一瞬、ギターの子かなって思ったけどオープニングアクトだった

彼女がシールドつないでスタート
OAあずままどか
三曲歌うが最初の「ふるさと」以外は力入れた曲だったね
二曲目の「真昼の月」って今回のRYUのツアータイトルにかけてるのかなぁ

■第一部□
やや間を置いて「Lyar's Hym」のリミックスのようなSEが入ると
幕の裏側からのグリーンライトが柄を描いていて、蔦の様に絡みついた枝と葉のように見える演出でスタート
次第にサイドからの紺ライトが色を変えていく

ピアノのメロディが幕を開いて
M1:かけがえのない人
セットは何もなくて、壁面は左右・奥の三方向とも黒いアコーディオンカーテンみたいなビロードのようなカーテンが張られていて
重々しいというか格調のあるシックさ
隆一の甘い声に一気に包み込まれる心地よさだなぁ

隆一はクリーム色にも見えたけど白のスラックスに白いシャツかな?
黒白のコントラストを意識しているんだろうな
胸に右手を当てて、左手はマイクスタンドにおいての熱唱ぶりはRYUだよ

RKFミーティングであった、名古屋のアコースティックライヴの展開かなっておもわせるな
メンバーはその後ろで弧を描くように並んでいる
下手から弦4人、タンバリン・鉄琴?、ベース、コーラス、ギター
ドラムもいないのがおっていう驚きだよ
1曲頭にスローやって、アップテンポに切り替えるという雰囲気じゃないなあ

M2:愛欲のまなざし
ピアノから入る。コーラスは同機にも聞こえるけど生のコーラスとっているようでもある不思議
音源より生々しくてリアルなボーカルは、たんたんとメロを奏でているピアノで引き立てられているよ
一呼吸おいてドリンク飲むとピアノの連弾からアレンジ変えた
M3:GLASS
歌い方も音源とは触れ方が違うというのかな?歌声を試しているのか
ピアノのみをバックに歌い上げるわけでもなく流れていく
振り絞り唄うサビは熱をより感じさせるな

MC「京都はね、バンド時代にいろんなインタビューでも話したんだけど、高熱を出して凄く悔しい。
普段は色んなところで色々やっているけど、ステージの上は聖地で、今日は初日できっちり歌えればこの後ツアーも思いきり。。。。今日は色々「あれ?」ッて驚くことが一杯あるので、たっぷりあるんで、楽しみにして下さい。じゃあ、Ne」
一瞬、「じゃあねぇ」って言ったのかと次に何を言うのかと会場はシーン
しばらく理解するのに間が合ったよ、我ながら迂闊だったなぁ
M4:Ne
やはりドラムいないしアコースティックというかアンプラグドとは厳密には違うからねぇ
アンプ通しているし
今回は、そのスタイルで攻めるんだなぁ
さすがに本編全部これだと悪くはないけど最初から心構えしていないと嫌になるだろうな

M5:古の炎
オレンジライトが真上と左右から
弦のシンフォニーでスタート。
隆一の優しく囁くようなvocalは、前半ではピアノも小さくてアカペラのようだよ
M6:静かな夜は二人でいよう

ラスト一礼してさがってドリンク飲んでる。喉を気遣っているんだな
あの唄い方には心配させられるもの
音数少なくて、vocalが際立っているよ。大口を開けて熱唱したり、囁くように唄う隆一はうまく使い分けているよなぁ
強弱が聴いてより一層情熱的にバラードに仕上がっているよ

MC「今日はなんでしょうね。静かなオケの中でも激しさがあったり、バラードなりの優しさがあったり。そういうのを体験してもらいながら、まだまだこのままじゃ終わらないぞって。どうなるかはお楽しみに。じゃあ、この曲を今日集まってくれた皆に送ります」
次への期待を含ませながら、1.2.3.......のカウントから
M7:恋をしようよ
イントロのsaxが明るくしているね。
ここまでの6曲に比べたら歌い方もPOPで明るくて、手振りも大きいよ
流れが変わるのかな
なんにしても隆一のメロは甘く優しく、スローなアコースティックナンバーでもいきているね。
M8:Sugar Lady
シングル集(ベスト版とは言わない) のバージョンみたいなスロー
幕に赤いライトが当てられていて全体にクリムゾンレッドの色合いになっているよ
下手にミディアムにするより、こっちのスローの方が好きだな。
ドラマの主題歌にはシングル音源のテンポがいいんだろうけどさ
ふとビデオのみの発表になっている「WISH」アコースティック版を思い出したよ
曲の終わりに合わせて幕が閉じていく

■幕間□
■第二部□

スクリーンの裏からパルスレーザーのシャワーのような小さな光が吹き出してきて
ゆらめくような弦のイントロから、ビート効かせた低いグルーヴの世界が一転。
一気に大歓声が巻き起こって幕あいたら真っ黒なエナメルのスーツの隆一、
モニターに足掛けて前傾で攻めの唄い方だよ
きりっとした瞳、揺れる前髪、LUNASEAの匂いだ。SLAVEが待ち望んでいた姿だなぁ
M9:so deep
音源一曲目だからライヴの頭か本編ラストだなぁと思っていた曲
くり返す言葉が迫ってくるのは隆一のボーカルだな
ギター交換して、M10:REAL
小刻みなスネアから懐かしいねぇ、現代への警鐘だよ
メンバーも黒のノースリーブのポロシャツ。

下手からキーボード→ギター→タンバリン&saxドラム→ベース→マニピュレーター→コーラスギター


前半とは配置も楽器も違うよ(マニピュレーターはヤマハのDX7+KORG)
Saxソロが決まれば左ギターにドラムがビート効かせて、「on my beat!(多分?)のタイトルコール
M11:BEAT
皆の手拍子がビートになってて、キーボードもSAXもニコニコして手拍子して煽ってみせる。間奏では「いぇーい、Fu---Fu!」のvoiceは御機嫌だよ。左右に走って最後は深く一礼
左ギターが交換してて、
MC「みんな元気ですか?元気ですかぁ?さっき死んじゃったから生まれ変わって?????随分ね、あのーロックな感じで唄わなかったので、すげえ新鮮???????楽しんで下さい。じゃあ人間失格から「うたかた」」

ノイズがバチバチ入ったイントロのゆったりしたキーボードから一転、SAX絡んでバスドラ2発でポップでミディアムなビートなM12:うたかた
踊りたくなるね
一瞬の間に、バスドラかまして即M13:SE,TSU,NA
テンポアップしていて、気持ちいい軽快なビートだよ
左ギターは赤いギターへ変えていたよ、曲は走る走る
会場も気持ちいいし隆一もきつい眼じゃなくて優しくて楽しげで爽やかだよ
右ギターのエレアコ(?)が深愛みたいなメロを奏でたら、M14:Love Song
丁寧に歌い上げるけどテンポが早いからいい感じだよ
「Sax!」間奏でアルトSAXソロ。ふと娘を思いながら聴いていたよ、僕が王で君が王女だからさ
またまた一礼して間があいて、左ギターは金色のギターに交換している。
MC「なんか久し振りに汗かいたなって思って、??????あの世の中のかっこいいとか可愛いとかさ、一体何種類の言語で特定の人間を????もういっちょ飛ばしていくから皆ついてきて下さい。いいですか?いいですか?」
「もういっちょいくぞっ!もういっちょいくぞっもういっちょいくぞっ!ジュリアッ」
M15:ジュリア
やっぱり一番ノリがいいねぇ、なのにみんな、僕も1コーラスではサビのジュリアダンスを忘れているッ
これはオリジナルアレンジだね
シンバルのカウントですぐ走り出したのはM16:I love you
ソロの幕開けナンバーは装いもややダークな走る曲になっているよ
ベースがグイグイおしてきて疾走感すごいもの
A-Bメロの間で「wow wow woh」のコールとSAXの絡めば、「Lastいきまぁす、love is!」
タイトルコールに、まさかあの名曲もUPPerに?と一瞬身構えたよ、ほんと
エレアコのリフにドラムがやや音を落として入ってくると、ロッカバラード風のM17:Love is....
僕の披露宴でのケーキ入刀曲なんだけどなぁ
アコースティックな、アバウトさもあるけどね
名古屋のRKFミーティングでの生声版は最高だったよ
しっとり締めるかと思ったのにさ、ラストのコーラスに入るところでいきなり、
間奏のエレキギーソロから「いきまぁす!」
一転、アップに・・・・FFのOurselvesみたいなパターンだなぁ・・・・なんかなぁ・・・・
「どうもありがとぉぉぉぉ!!!Fu-u!!」

隆一退場してちょい間をおいたらアンコールかかるよ。これがいいんだ。
スタッフが上手に丸椅子を4つ置く(弦楽器隊の分だよなぁ、ノリのり系じゃなくてしっとりした曲かぁ、やっていないのはあれだよなぁと推測しながらコールしていたよ
早くて3分くらいで再登場
「暑いなぁ、やぁほんとにね、京都の皆ノリが良くてね、蓋を開けてみたらどんなショーになるかとドキドキしていたんだけど、気持ちよく唄うことができて、皆本当に、どうもありがとうっ!」
「今度は大阪であるから、是非来てほしいンで、11/27.28。あのー近いでしょ、大阪?!」
「大阪から来たんだ?どうもありがとう。(東京ッ)東京から来たんだ?東京から僕も来たんだけど。(神奈川ッ)神奈川?神奈川県出身です。各地から来てるっていうことで。(愛してるッ)愛しているよ。みんなの準備はどうでしょう?(かかっこいっ)かかってくぞぉう!ハハハハハハ」
「今映画やってるんですけど、ほんとネ、最初は単館上映とか小さいところだけでやるってことで、??????皆が足を運んでくれてぜんこく20箇所で、?????『ピカレスク』成長してて、その、Stop the time forever聴いて下さい」
EC1)Stop the time forever
艶があっていい声だし、生で聴くとしみるなぁ
forever&everという歌詞は痛いけどね、色んな女性のことを思い浮かべて眼を閉じて聴いていたんだ

結局またまたすぐに出てきて、Wアンコールやるんだけどさ
いっそのこと区切らなくたって2曲やった方がいいと思うけどねぇ
「可愛い?ちょっと自分的に30過ぎの男の絵としてはありえないな」
ツアーグッズかな?黒シャツの胸のプリントを指差している
「本当にね、こんなにあったかいところなら毎月来ても。」
「バンドが終幕してね、随分吹っ切れて、?????オリジナリティを求めてきて。これからはカッコイイことも、馬鹿げたことも色々とやっていこうと」
「大分、音楽業界はともかく芸能界というものに飽きまして、またドラマやバラエティにも出るかも知れないけど、相手役は君やる???????皆に「深愛」を贈ります」
よほどEC2)深愛-only one-をLUNASEAの「WISH」みたく育てていきたいのかな
僕も歌詞が凄くしみるんだよ。学生時代に付き合った女性と今の妻を思うんだ
そして傷を舐めあうように恋に疲れて出会った女性やいつしか憧れから愛していたり
「どうもありがとうっ!是非大阪に来て盛り上げていください」
「明日のゴルフ?もしファンの方がいらっしゃるなら、いらっしゃるなら僕の打つ前には出ないように」
カーテンコールはメンバーが一列に並んで手をつないで礼。
客席で手をつなごうとしたけどなんかチグハグだったよ
LUNASEAの頃のジャンプとは違うからねぇ
「明日のゴルフ?もしファンの方がいらっしゃるなら、いらっしゃるなら僕の打つ前には出ないように」

終演後は、東京の友人と別れて高速で岐阜県へ走ったよ
翌日翌々日はフミヤのライヴ、3連続なんで勝負だね
隆一のライヴ、去年のツアーより構成も調子も、アレンジも無茶苦茶よかったよ
「浪漫」や「君の前でピアノを弾こう」がなかったのは残念だけどさ