馬物語2

桜驀進王

サクラバクシンオー

僕が競馬を始めて初めて愛した馬だ。 快速の短距離馬として晩成になるのかな5歳から傑出した馬となった。 引退するまでにスプリンターズS(G1)を2連覇。しかも当時では破格の1,07,01のタイム。 1200m戦、しかも最高峰のG1で7馬身もちぎるのは無茶苦茶だよ 相手が弱いわけでもなかったし。 顔立ちは優しく丸いなだらかな鼻面をしている。 鹿毛の牡馬。 父親は天皇賞・秋の勝ち馬サクラユタカオー 母が天皇賞馬アンバーシャダイの全妹サクラハゴロモ だからこそ、それなりの距離で持つだろうといわれていた。 結果的には1400m以下なら無敵になったけどね 最初に見たのは5歳のスプリンターズSだった ヤマニンゼファーをおいて初めてG1を勝った時だ そして明けて4月に阪神にいた時、ダービー卿CTで走りぬいた姿からかな、はまったのは。 安田記念では天気が悪くてその心配ばかりしていた 国際G1だったけど、彼は雨をものともせず、4着に粘りこんだ その秋だ。 当時付き合っていた女性と結婚を意識していた僕は、4回生だったしね、就職も控えていた。 またまた阪神、生で驀進王を見るのは最初のとき、10月のスワンSG2(1400m) 彼が走るのはここから3戦で最後と決まっていた だから賭けた スワンS、マイルCSG1そしてスプリンターズSG1を3連勝したらプロポーズしようってね 結果的には彼は得意距離の1400,1200m戦は勝ちきった でも1600mのマイルCSで天敵でもある女傑ノースフライトに差し切られて2着。 それでも彼は最後のスプリンターズをちぎって勝つ。 今、彼の父親は内国産種牡馬の筆頭であったものの受胎できなくなっている。 彼の子供達は走り始めた。 応援しているが、新聞見ては父親に彼の名を探してしまう。 まだまだ父親のような、また祖父のような子供はいない。 勝ち星は挙 ???????? あの頃ほどではないけど、馬が好きだよ。 競馬もなかなか行けずにARSやPAT中心になってるけど年に数回はホームグラウンドの淀や仁川にきてます 貴女の影を探しているのかもしれないな。 貴女と貴女のお母さんに、貴女たちなりの幸せが舞い降りることを祈って 2000.1.9 シンザン記念G3の日に@大阪 
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疾風宮