SEVEN HEAVEN
Live-Report2005

河村隆一:もう一人の自分

2005.10.10@神戸国際会館


>>2005.3.27/>>05.10.2焼津/>>05.10.22知立

05.10.2と同じ


大学時代の友人の披露宴のため、高松に行った帰りの神戸公演。
この会場は一年前のフミヤ(出張ついで)以来だけど
かつての震災の後、仮設のハーバーランドプラザの時に98年12月LUNASEAに参戦していたよ
あの時の面影は当然、見る影もない近代的なビル

前日の能勢にもいってみたかったが、宿泊先の無さと交通手段の無さで止めた。
神戸で泊まり、妻の実家の店の奈良まで出向いてからからノンビリ会場入り。
今ツアーで一番でかいキャパだ。
でも1階の最後列だったりするのはご愛嬌かな?

天気予報は曇、年間晴天率の高い日に雨
さすが隆一かもしれない
夏にJ神戸遠征の日もどしゃぶりだったな

SEも焼津と同じ組み合わせで
1分程押した位で暗転してメンバー登場し、開演。

黒いスリムなスーツに淡いピンク系のシャツの隆一
3段X2基+2が左右に展開したモニター

Setlistも焼津と同じで、やっぱりGlassはやらないのかな?
伏せ目がちに唄うM1.深愛〜only one
出高音が苦しいし、出だしから声が出てないなぁと心配になったけど
持ち直して調子上げていったよ。
チェロのリズムに乗せたM2.MY WAY
間奏は第1ヴァイオリンソロ、ギターソロ、ピアノソロへつないでいく
MC「神戸の皆さん元気でしょうか?昨日はですね能勢町という、ここよりもずいぶん小さな会場で450から500人位の方の前でコンサートをやり、今日はですね、このツアーで最大規模の2000人
今回は生音を大事にしているので、響きが全く違ってびっくりしているんですけども。今夜はね、会場にふさわしく、緩やかにね、楽しんでみたいなと思います。最後まで僕のチャレンジを楽しんでみて帰って下さい。」

「玉置浩二さんのメロディ」
M4.メロディ
左右袖から足下へと延びるライテイング。後ろから強く一発の光が輝き
大人なオレンジ色のいや銅色か、雰囲気がカッコいい空間だよ
唄い終えて上着を脱いでいたね
やっぱり何とも思わないM5.あなたにと、唄い馴れ過ぎのM6.She

「蘇州夜曲、たくさんの曲がある中でこの曲を選んだ理由と言うのが、僕は神奈川県の大和市で生まれて、自分の小さい頃田園風景とまではいかないけど、林田とか森とか川とか、思い出せる要素が何かあるんですね
神戸の方は勿論ですけども、色んな場所からね、遠くから来て下さった方もいらっしゃると思うけど、次の曲では
この会場中に、それぞれのふるさとが浮かぶ、そんな空間を」
M7.蘇洲夜曲M8.花はやっぱり要らない。面白くも良くもない

「たくさんのカバー曲を唄ってきましたけど、次は自分の曲」
「次のLove isはミチコさんの曲
こういうタイプの曲は自分ではかけない、唄わせくれ
他のアーティストが唄う可能性も考えて作った曲で
二つ返事でいいと入ってくれなかったけど
その場でテープを持ってきて。」
「次の曲はジュリア、ギターのガッチャンがボサノバにアレンジしてくれて
次はきらら、工藤静香ちゃんに最初に唄ってもらったんですけど、自分で唄おうかどうか迷ったんだけども
凄くいいシナリオのドラマに使っていただけるということで」
M9.Love isはまたまたAメロの唄い方が気に入らないけど(気持ち悪い)
弦が入るとやつぱりいいよなぁ。97年では一番好きだったし
M10.ジュリア
出だしのギターが変な音出しちゃったのはPAじゃなくがっちゃんのミスだよな
間奏はチェロのソロだったよ
間奏はヴィオラがソロとっていたM11きらら
今回もブレイク長過ぎるタメで、歌い上げてたよ

「今年はですねTourbillonというユニットを始めたんですけども。
LUNASEA終幕後もメンバーとは色んな所で逢ったりしていたんだけど
特にINORANとはね、親しくしていて
ある機会にね、今回のキーマンでもある、D-LOOPというね、ユニットもありましたけど
葉山君という一人の男と出会いまして、3人で飯食ったりして
僕の小さなスタジオで色々実験をしていたんですね
どんな実験かと言うと、当然音楽をリリースするとなると
スタッフも一生懸命頑張ってくれる訳だし、一枚でも多く聴いてもらえる様に
実験はそんなこと関係ないんですよね、音楽家として何がそこにできるのか、
個人的な音楽家としての魂をぶつけ合った時に。
そうこうしていてポピュラリティのある曲ばかりができてしまって
僕はバニラをだして、ツアーもやってましたけども、ユニットやろうよ
今年の7月に武道館でデビューライヴをやりました。
今はリリースラッシュの真っ最中です。
このユニットの曲を書きに、またソロの河村隆一という人間の曲を書きに、音楽家としての深い探究心を養うためにもイタリアに行ってきました」

フェラーリが好きで、アルファロメオもランチャーも好きだ。
フェラーリ持っているかと聴かれて、持っていると答えたら
スケールを聴かれた。(要はフェラーリ所有できる富裕層には見えない。スケールモデルだろうと舐められた話
挙げ句の果てにぼんぼんか?みたいな反応されたこと
フェラーリを持つにふさわしい男になりたいと語っていた
M12.Con Te Partiro
今回もイタリア語だからこその大拍手だよな。
間奏はヴィオラがソロ
本人もこの曲が一番盛り上がると言うけどねぇ・・・どうでもいい

「今回のツアーはこのイタリア語のナンバーが一番受ける。
自分的にはねイタリア語はどうしようかなぁと思っていて
英語とかも勿論できないけどね
イタリア語はカタカナで入りやすいんだ
いつか、オペラ、物語が時代劇風じゃないですか。
僕らが愛したバウハウス、JAPANとか、あの辺の人を基にロックオペラを作れたらカッコいいな。言うと大変なことになってしまう。
いうだけでやんないかも。実際大変です」
「次はバカラに挑戦してみたいと思います」
M13.PRINTED FROM MEMORY
M14.My Thiefのラストはまた女みたいなファルセットで唄ってた。
焼津みたいな汚さは無かったかな。
そのまま第1ヴァイオリンがソロでつないで締めるのは大人な感じがする

MCで13才の遺言の話
M15.きらめきのむこう
M16.彼方まで


18:25無事本編終了
EC1.心の瞳
アンコールは曲間のMCも早々に
メンバーに振ることもなく
MC「神戸はね、美味しいものもあるし大好きな所なので
来年も、ソロもTourbillonも来たいと思います
もう一曲聴いて下さい。ヤマトより愛を込めて」

一礼してピアノが入る
EC2.ヤマトより愛をこめて
イントロはヴァイオリン2本とピアノでAメロはピアノのみ
Bメロにヴィオラが入ってくる
18:40終演

昨日は能勢だし今夜は帰るのかな?
弦カル三番手のヴィオラやっぱ凄く肌が白くもちっとして綺麗だよ
沖縄で歌った「Faraway」とか「I love you」「いとしのえりー」の方が選曲としても
とってもいいのになぁ
あと気になっているのがカバーばかりで低価格ライヴ
当然使用料はJASRAC経由で公演毎に支払うわけで採算とれないんじゃないのかな

後は開演に遅れてくるのは仕方ないが、黙れ!ガサガサするな
曲始まっても名前叫ぶな!
本当に不愉快だしドアの前という席も悪かったけど悲惨だったよ
残るは知立。
カバーするにしても女性Voxの楽曲なんかも面白かったんじゃないかなぁ