SEVEN HEAVEN Live report 2002
Dir en grey
開化神眼
2002.6.13〔Thu〕@愛知厚生年金会館
>>02.03.10:CLUB OZONレポ
M1:芯葬 |
M10:embryo−ver.鬼葬 |
EC1. |
名古屋2daysそして一日おいて四日市と東海地区戦線の初日。
当初三日とも参戦予定で席もかなりいい感じだったのに、会社の出張で13日から東京へ・・・
無理やり一人後から追いかける形にしてもらい13日だけは参加できることになった
14日はよくて新幹線の中だから仕方ない。社会人だからね
三月のクラブOZONから約三ヶ月、ついでに一月後にはクラブダイヤモンドホール2daysも控えてるけど
くたくたのままとにかく仕事切り上げて地下鉄に乗り会場へ
平日でおまけに17:30開場はともかく18:00開演はきついんじゃないのかなぁ
以前と違い同行しているため自由が利かないのが痛い
他のライヴならいざ知らず、スーツでは参加したら後から大変だから大忙しだ
結局、アルバム聞き込みはしていないけどそれなりに掴んできたかな
今回はホールだからスローナンバーも増えるだろうし、どの楽器でどうプレイするか見ていきたいな
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入梅したのに快晴で湿度も高くなくて暑いけど気持ちいい
二時前にはぽつぽついた人たちも四時過ぎるとだいぶ増えてコスやロリータスタイル、ドレスアップ〔正反対もあるけど〕した民族衣装の博覧会みたいな群れはいつ見ても飽きないね
今日はダフ屋一人確認しただけ、違法グッズ販売は帰りに一軒みかけたよ
とりあえず隣の名鉄パレ(?)で着替えてハウス用の戦闘スタイルはシンプルだ
ちなみに先行販売していたグッズ売り場はガラガラ
ついでに当日券もあったし、特別先行予約として来月のハコの販売告知もあった
そーとー売れ残っているのか・・・
五時過ぎてスタッフがまもなく開場だとふれ回って並ばせようとするが動かないねぇ
僕は早めに入りたくて並んで人々を眺めていた
昨年のツアー最終日そのイヴの名古屋公演の時はすごく並んでいたんだけどなぁ
なんにせよ17:27開場して30分には僕は中に入ってもう一度グッズ眺めて席に向かったよ
明日の五列目に比べたらくだらない席だけど全体は見えるかな
ステージは剥き出し
SEは知らない曲。まぁどうでもいいんだけどさ
DrのツーバスドラはLUDWIGでみんなHIBINOのモニター。ステージ左右袖には3*3のスピーカーセット
京の定位置前にお立ち台
白いカラーコルトンに黒のシルクスクリーンでツアーのロゴというかキャラというかガスマスクの顔
内側からピンクライトがともされている
このパターンは一昨年のクリスマスに見たからマカブラのスタンディングからかなぁ
PA卓は小さめでツアーグッズのタオルが被せてあった
その横にはハンディカムのビデオカメラが三脚にセットしてある。記録用だね
一階最後方にはステージ正面からいろいろ映す予定の映写機かな
ステージ上に鬼面。その幕の左右端には「鬼葬」のロゴマークに「開化神眼」の提灯・・・・・
ステージバックは幕がはられてて下のセンター半円にくりぬかれている
18:03 SE途切れる。おっ本気で定刻開演かなぁと期待したら3,4分の沈黙をGのサウンドチェックが破って再びSE
18:10 スタッフが配置について虎ロープなんか確認してる
今度こそと期待したら動きないね
周り見ても空席目立ちすぎだしさぁ、隣の女、友人が4列くらい前にいてそっちの横が空いているから誰か来たらどいたらいいとか言って前に行きやがって帰ってこなかった
18:22 やっとPAに人が入る。宅の上に進行表らしきA4三枚、双眼鏡で見たけど中まで分からないなぁ
18:25 影アナが入る
18:42 突然のライトダウンで暗転。歓声があふれる中、SEはあれだ
M1:芯葬
ドラムにスポットライト集中している。上の提灯点灯。ロゴマークには青スポットが当てられている
赤ライトが突然鬼面の上から出てSE変わる
M2:神葬
ステージの半円切抜き背景にツアータイトルとバンド名の刻まれたボードが降りてきた
鎧武者三体が描かれている
Shinya登場。お立ち台についてから定位置のドラムへ
Dieもお立ち台に。青いエナメルかなんかのスーツ。皮かなぁ
Toshiyaはお立ち台にしゃがみこんで会場に手をかざして眺めるしぐさ
薫は髪の毛逆立っててサイヤ人って感じ。がっつぽーずして煽ってみせる。白と赤のチェックのジャケットやなくてシャツかな
照明が青のみになってメンバーが定位置につくと
スティックカウントから
M3:逆上堪能ケロイドミルク
かなり好きなんだよ、しょっぱなとは思わなかったね。この曲落差が好き
メロに入るくらいでのた打ち回って京は登場。
赤ライトと白ライトが交互にステージを包む
Aメロは真っ赤になっている。背景の幕には経典かなぁ・・・
サビでToshiyaが前に出てきてくるくるして2コーラスも出てきてサービス旺盛
間奏は薫が前傾姿勢でギター爪弾いている。ただねぇお経の「ちーん」ってやつみたいだったよ
暗転
Dieがギターを交換。
鬼面が赤く光りだしてドラムソロ。短く激しいところへスポットライト集中の薫がギターで切り込んできて
M4:ZOMBOID
イントロは赤+パープルライト
Aメロで薫は下手の袖へ
2コーラスめ青+グリーンのライトで京が上手の袖に向かい、Dieがセンターに立っていた
M5:Filth
真っ赤なステージに黄色ライトがドラムに集まって、のたうち転がりもんどりうってる京
メロ直前のギターの音違うっ外したって思ったけどその後も同じ音だったしライヴ仕様だろうなぁ。音源に比べて違和感ありまくり
サビではライト全開で明るくて、間奏は薫が高いクリアトーンのソロプレイ
このサビメロも好きなんだよね。
「もっとー」と繰り返して叫んでる京に、オーディエンスは「Hi」で腕を突き上げて応える
Toshiyaが何度もジャンプしてベはースの弦を引っ張り弾いてた。何なんだろうなぁ
鬼眼は光っているし・・・鬼眼の京かぁ・・・マガジンじゃあるまいし・・・
途切れたように終わる
GOOOOOOとSEの中で青+グリーンライト
間が長いなぁ、メンバーは袖に引っ込んだりしているし
MC「こんばんわ、Dir en
greyです。」ライトが全開になってまぶしいよ
「えっとー知ってる人は知っていると思うけどこの間まで入院しててやっと出てきました。・・・・・すげえ暇でした、入院している間
じいさんと仲良くなったり・・・・・・・・・・・」
M6:Domestic Fucker
Family
途中で何度も「とベーっ」コール
白スポットが円錐状の光を放ってステージを左右に点滅する
M7:Hydra
始まると同時に京とToshiyaが恒例の揃って上手袖へ。今回のToshiyaは飛び方とヘドバンの先生にはなってなかったみたい
前のつながりできそうだなぁと、
ヘドバンしていて腕あげるようにもう頭ぐちゃぐちゃで分からない
激しい曲でないけどのるのはルナシーの「Shade」みたいだなぁ。ダークだし
京が腕をすっと上に伸ばして人差し指立てるとみんな習う
M8:24個シリンダー
Dieがスポット浴びてギター奏でると一転してスローナンバーに。少し荒削りなストロークみたいに聞こえたのは生だからかい?
京は今日初めてマイクスタンドで歌うよなぁ
Toshiyaのベースはサンバーストカラー。機種はわからない
Aメロはステージに確認しただけで16個の小さなパーライトかなぁ仕込みのオレンジライトが蝋燭の炎のように点っている
Dirはスローでもすがすがしかったりクリーンなのじゃなくてグルーヴ効いているから腰振ってヘドバンしたくなる。この曲もドラムがずしずし来るぜ
薫はとっくにシャツ脱いで黒Tしゃつになっていた。黒いGに見えたぞ。Dieは赤いギター
ラストサビ前くらいで京が胸をかきむしりまくるパフォーマンスで服がはだける
中断サビ前なんかはまるでスーパーの売り出しのアナウンスのように単調で語るように歌う
暗転
リムかなぁ、叩いてカウントとってそのまま前半の静かな部分では曲のベースになってる
Toshiyaに真上からのオレンジスポットライト
M9:The Bottom of Death
Valley
Aメロの後は青と赤ライトが交わっている照明
間奏で京が上を脱いで白ベストになる。腹割れてていい体やなぁ
Toshiyaがドラム台に飛び乗ってその上でベースプレイ。ドラムとでリズムセッションみたいに絡むけど、裏というか横でDieが影のようにギター爪弾いていたり
やっぱりいいク゜ルーヴ生んでるよ。気持ちいいぜ
2コーラス目の京はうずくまって歌いだし、よろよろと立ち上がる。結局ハンドマイクになっているねぇ。スタッフが慌てて駆けつけて倒れたマイクスタンドをドラム台前に建て直しているし、もろ演奏中のステージ真中だよ・・・・
青ライト一発だけでリズムというかループ音のSE
京がドラム台に凭れ掛かりいや寄りかかって伸びている感じ
歓声も消え一瞬静まり返る
京がマイクもって口をあける・・・・・MCかと思ったら
「しっ」って・・・・・
M10:embryo−ver.鬼葬
音源に比べて聞き取りやすいボーカルだ。歌詞もね。アルバムバージョンの詩だったけどなんとなく作って歌っていたんじゃないかなぁ
グリーンスポットが真上から三発ずつステージ左右端を照らし、白パーライトが混じってきた
サビにかけては正面から虹色のライトが回転しながら当てられる。ゼラまわしているのかなぁ
バスドラが空気震わせて肌に突き刺さってくるよ。
この曲だけドラムセットの向かって左側のスネアとタムをメインに使いつづけていた。ほんぺんんではほとんど向かって右だったのにね
サビのメロディと演奏が凄く好きで、歌詞は拒絶したいけどね
ハコの時とは違って冷静に見ていられたよ
「大嫌い、パパなんか・・・・」と語るように強く囁くように歌う
背景の幕の左右下から赤い炎のようなスモークのような光が流れ始めると薫の前にギターがセットしてある。ボディが円形だった気がするけど少し弾いたらローディが即撤去してしまったよ
Dieの前にもあったかなぁ。メインは黒を使っていたはずだけどね
退廃さに妙なライヴな生々しさが感じられる曲に仕上がっていたよ
ギターは二人とも交換。妙に重々しい余韻が残っていたよ
暗転してベースも交換。薫にはエレアコがセットされているようだね
スネアかリムのカウントからDieのアコギストロークが入って
M11:Undecided
サビでは二人ともエレキギターになっててストロークが無茶苦茶早いけどDieの方が速いなぁ
でも後のピンクキラーのときの方が恐ろしい速さだった。滑らかにアコギに切り替えてさりげなくプレイしているDie、いい感じだよ
なによりも二人のギタリストのアコギアンサンブルが渋いね。サビのハードさとは天地の変化だよ
Toshiyaのベースは黒。白いガードつけた奴でした。
京のVocalは伸びがあって低いトーンにつやがある。偏桃炎で入院していたとは思えないね
Dieの悲しい少しブルージーなストロークで締めて暗転
薫は回収されていたエレアコ再び。違うやつなのかな?座って待機しつつ、リムのカウントからアルペジオを奏でると
M12:芯葬
M13:蟲
柄模様のスポットがステージ全体を正面から流れる演出
間奏で目立っていたのが祭り太鼓のような小さい連打がこの曲支えているよ
薫は更にエレキギターに変えてクリアトーンを聞かせてくる
やっぱり見た目もそうだけど毎度ルナシーのSUGIZOを想起させるギタリストだな
スモークが溢れてバックしたからオペラレッドのライトで全体の空間を染め上げる中終わる
紺のライティングの中でSE
背景の半円にいつの間にやらタイトルボードが引っ込んで鬼のイラストが入る(赤鬼一人に青鬼・・・碧だけど二人)、
寺社にある古い絵のようでおいおい・・・・まさに密教の世界だよ
M14:鴉
Toshiyaは白いベースに変えていた
台に寝そべるようにうめくようなVocal
薫はネックを立てて弦を爪弾き続けている
ヘビーになるところはストロボ照明でスローモーションにみえる演出
グリーンのライトが会場を舐めて締める
M15:鬼眼
走るようなカウントからイントロへ
ステージ上の鬼面の眼が青く発光している中で会場は人差し指立てて腕を突き上げている
サビ前に京の「おいっ」の煽りがかなり入っていて、1コーラス目のサビはほとんど「おーーーっ」という雄たけびのように吼えているだけで歌っていない
そんな中でもオーディエンスはサビのメロに合わせて腕突き上げてる
鬼目がストロボ発光してきたのはなんか怖かったな
「おいっおいっこいっこいっこいっ」と煽って2コーラス目のサビへ
SE
MC「明日来る奴いますか?」(ほとんどが歓声で応える〕
「明日来るからって何か1日目手を抜いてる、そんなことない?何か???????ないな。
やっぱり二日目より一日目の方がよかったって言えるライヴにしたいよね
ラスト三曲あるんで潰れてもらう。
男の気合がたんねぇな!女の気合がたんねぇな!ラスト三曲潰れてもらういいかっ〜〜
ラスト全員で・・・・・・かかってこぉいっ!」
すぐにライト全開になってカウントから
M16:Jessica
会場が飛び跳ねるPOP TUNEでも悲しい歌だね。楽しいよ、「太陽の碧」もそうだけど彼らのPOPは明るいだけでない影があるし、いい意味裏切ってくれている
真っ赤なライトになって
背景の半円くりぬきの幕がなくなるとそこにはさっきから見えていた密教の絵画の全景が
鬼たちの上には仏が何柱か座している、まさしく乙女座のシャカの世界だな
「天魔降服っ」とやってほしい、きっとToshiyaなんかファンだしそう思っているんじゃないかな
M17:羅刹国
多分この曲
Toshiyaはドラム台からジャンプ!
ラストで「かかってこいっ!」
M18:ピンクキラー
Dieのギターカッテイングとにかく速い。
いや速すぎるよ
ライト全開でジャンプ締め
20:10本編終了して、Dieが一番最後にゆうゆうと去っていく
即アンコールかかるけど、その勢いは若さも合って凄いね
嬉しいよ
でもぜんぜん出てこない
結局20:27まで粘って出張があるから泣く泣く会場を後にしたよ
その後は分からない
本編は「鬼葬」全曲やったんじゃないかな
アンコール聞けなかったのは悔しいけどね、次の四日市より来月のハコでリベンジしたいな
その頃は心情的にも荒れてそうな頃だからね
ライヴはねて地下鉄で名古屋駅へ、そのまま新幹線に飛び乗り東京へ向かっている・・・
朦朧としながらタイプしている
三日後の日曜日、同じような時間帯に今度は近鉄に乗って四日市ライヴを打ち込んでいるのかな
>>>四日市市民会館レポ(6/16)
>>>クラブダイヤモンドホールレポ(7/11,12)