G1観戦記-1999-

フェブラリーS/桜花賞/皐月賞/天皇賞・春/NHKマイル

高松宮記念/優駿牝馬/東京優駿/安田記念/宝塚記念

高松宮記念

5/23(日) 中京 1200芝 左 良

1.マサラッキ

シーキングザパール

2.シーキングザパール

/

3.シンコウフォレスト

キョウエイマーチ

4.キョウエイマーチ

5.アグネスワールド

ブロードアピール

シンボリスウォード
[パドック]

日はさしていたけど薄曇り。かすかに雨が振るようなそんな雰囲気。

シーキングザパールがかすかにチャカつくけどこんなものだろう。

ブロードアピールはなんかこじんまりとしてうつむき加減な女の子。

シンボリスウォードが凛々しい感じ、キョウエイマーチはどっしりして落ち着いていたし、観客をじろじろ観ていた。

返し馬ではシーキングザパールがアタマ振って暴れ加減。武豊も大変そうだったが、セレクトグリーンが蹴っぱねしつつ走っていく姿に観客が湧いていた。なんだかなぁ。

ロデオじゃないんだっての。

 

[レース]

かつて愛して今もその第一世代の子供達を人気薄でも復勝で応援するサクラバクシンオーはまさに名前の通りのスプリンターだった。

だが、僕はこの1200m戦は好きになれない。

それでもキョウエイマーチが調子あげて参戦しているだけに見に行くことにした。

高松宮記念は3年前の故ナリタブライアン参戦の時以来だな。

中京は地元だけどホームグラウンドにはならない。

どうしても学生時代の京都、今は阪神だな。

ゲートではサウンドワールドが相当いやがっていたがスタート。

それなりに揃う。

すぐにキョウエイマーチが飛び出し外からトキオパーフェクトが追いかけかわしてかわされ

3馬身くらい後続を離していた。

すぐに審議のランプがついた。

そのまま4コーナーを回る。

アグネスワールド

サウンドワールドは3番手から後退。全然ダメだね。

直線はキョウエイマーチがなんとかTパーフェクトを引き離し逃げ込みに入る。

秋山Jが嫌いだからミッキーJのKマーチで嬉しかったし、叫び続けた。

が、後続が押し寄せる。

内からシーキングザパールにもかわされ、マサラッキに抜かれ、挙げ句に前年の覇者シンコウフォレストに抜かれてゴール。

Sフォレスト、雨でなくてもがんばったね。

マサラッキはさすがもち時計一番。でも味気ないし格のない馬だな。一気にG1を落としちまった気がする。

アグネスワールドは5着。ブロードアピールはそれでも6着まで押し上げていた。

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優駿牝馬

5/30(日) 東京 2400 左 良

ウメノファイバー

トゥザビクトリー

プリモディーネ

スティンガー

フサイチエアデール

この日のことは、まだビデオもみていない。

東京競馬場には前日に入ったけど当日は、東京ビッグサイトで野外ライヴだったからね。

会場待ちの間ラジオで聴こうかとも思ったけど、荷物になるからやめたんだ。

結果は翌日の朝刊で知ったけどなんだかね。

一発屋でなくてこの先も母親としてでもいいからドラマを見せてほしいというのが感想。

その他のメンバーも主役はがんばっているね。クロックワークはどこいった。

なにはともあれ、サクラユタカオーの子供が3頭目のG1馬。ましてや初のクラシック。

これはめでたいことだよ。

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東京優駿

6/6(日) 東京 2400m 芝 左 良

アドマイヤベガ

ナリタプロテクター

テイエムオペラオー

オースミブライト

ブラックタキシード

梅雨入りこそしたものの、晴れて良馬場、

アドマイヤベガは皐月賞のようなことはなく10Kg回復。でもそんなにいい感じはなかった。

それでも僕の本命。

ナリタトップロードは全体に線が細いというか脚が長いけどいい尻をしている。

[レース]

ゲート入りを嫌っていた馬がいて時間がかかるがスタート。1頭遅れるが綺麗に揃う。

2番のアドマイヤベガはいいスタートからそのまま押さえて後方へ下げてしまった。

正直いいのかよっていう思いがよぎる。

縦長のまま4コーナーへ。

馬群の奥に外へ流れていくベガの勝負服と帽子が見える(ってことは武豊騎手)

ワンダーファングが粘るが坂途中でテイエムオペラオーとナリタトップロードの一騎討ちに

なりかけ、そこへ外からアドマイヤベガが突っ込む。

並びかけてベガの脚色が鈍ったけどそれでも勝ったと思ったよ。

あとは騎手の腕だね。

それがベガを本命にした理由。

和田たちでは甘いからね。それでもよくやったと思うよ。

強いのはきっとテイエムオペラオーやナリタトップロードだろうし。この距離ならね。

なかなか見ごたえのあるレースだった。

この先が楽しみな3頭だね。

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安田記念

6/13(日) 東京 1600m芝 左

エアジハード

グラスワンダー

ムータティール

パドックはこれといってなんともなかったな。

シーキングザパールはやっぱりチャカついていた。

◆◇◆

裏開催?

中京競馬は今年の最終週になってしまった。いつもなら年末にあるのにね。

メインはアンカツのキョウトシチーが叩き合を制して勝利。

人気薄だったけどかっこいいね。

◇◆◇

本馬場入場はタイキブライドルが妙に入れこんでいたのか胸の辺り汗まみれになっていた。

ゲート入りをいやがるムータティールはどんな気分なのかな?

スタートは何?

青帽子が出遅れてたち置かれている。

タイキブライドルかト思ったらキョウエイマーチじゃないか。

必死に鞭入れて前に向けてるけど・・・

アグネスワールドが先頭。

キングヘイローまで前にいっている。

この子は血統からしてもいい馬。ダンシングブレーブの子供だけに期待していたんだけど

騎手が最低だったから可哀想だった。

ヨシトミに変わって本当に嬉しかったよ。

でも前にでたら終わりだね、やっぱり。

見せ場もない。

Kマーチが道中ずっと中段だったので縦長で少し速めの展開のはずが前はだんご状態。

平均ペースだった。

それが敗因とはいうまい。

窮屈なレースだったグラスワンダーは哀れだね。

直線に入って粘るエガヲヲミセテもかわしてまん中からグラスワンダーが抜け出すけど

力がない。

じりっぽかった。

明らかに外の後ろから追い上げるエアジハードの方が脚色がいい。

坂をあがりきるとAジハードも一瞬脚があがったようだったけどそこから馬体を合わせていってじりじりと追い上げてはなささしきっていた。

正直しのいでくれと祈ったけどね。

残念だ。

サクラバクシンオーを愛してこのレース、結局小雨が降り出して気を揉んだことも昔。

その父、今年は全くと言っていい程受胎率が悪くヤバいがサクラユタカオーは先日の梅のファイバーでのオークスGETに続いてG1勝ち5つ目だ。

おまけに騎手もウメノと同じ蝦名。

外国勢は大したことなかったね。

グラスワンダーも大したことなかった。

せめて宝塚で巻き返さないかな。

ほとんどろくな馬が残っていないG1になりそうだしさ。

次は久し振りに(春天以来の)関西遠征だ。

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宝塚記念

7/11(日) 阪神 2200m芝 右

グラスワンダー

スペシャルウイーク

ステイゴールド

さすがに宝塚記念はライスシャワーのことが頭に残っている。

春天と違って墓参りは出来ないけどね。

[パドック]

さすがに一頭以外は古馬。落着いている。

[入場]

切り込むように飛び込みかけたのがヒコーキグモ。

今回ばかりはアンカツを応援しない。地元でもね。

返し馬も観客の前、外ラチ沿いを歩くスペシャルウイークと武。

対抗するのは内ラチ沿いを歩くグラスワンダーと的場。

ここから対決姿勢が見えるね。

[レース]

新ファンファーレはよく分からなかった。

綺麗に出たけどグラスワンダーは前に言った馬の砂を被るように下がる。

その外へスペシャルウイーク。

ニシノダイオーが逃げて少し離す。

道中はスペシャルが少し前に行く。グラスワンダーは後ろから5番手。

3〜4コーナーでスペシャルウイークが先頭に進出していく。

その直後を追うようにGワンダーが進出。

先頭で直線に躍り出たSウイークを外からGワンダーか交わす。

もうひたすら的場コールしていた僕。

読み通りにグラスワンダーがちぎってくれた。

これはスペシャルが早めに先頭に出たからじゃない。ワンダーが強かった。

是非、凱旋門賞を善戦してエルコンドルパサーとスペシャルウイーク、

そしてグラスワンダーがせJCで激突して欲しいな。

ステイゴールド3着おめでとう。

今日もビールがうまかったよ。