SEVEN HEAVEN
Live-Report2005
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藤井フミヤ"Love Songs"

2005.8.31@名古屋センチュリーホール


M1.君に会えてよかった
[第一章 雨音]
M2.わらの犬
M3.土砂降り

[第二章 蒼の夜明け]
M4.Rain story
M5.映画みたいに

[第三章 光の風]
M6.Long Road(Retake)
M7.TRUE LOVE

MC

[第四章 欲望と弱点]
M8.ラブレストラン
M9.廃墟の模型

MC
[第五章 夕日の影]
M10.オレンジ
M11.落陽

[第六章 静寂の部屋]
M12.たとえばなし

M13.ひとりぼっちのlove song

[第七章 天国の旋律]
M14.INSIDE


MC-
メンバー紹介
[第八章 ムーンライトダンスホール]

M15.Moonlght Magic
M16.シルバー

[最終章 真夜中の果実たち]
M17.さまよう果実
M18.破滅のバラッド
M19.女神
M20.SINGER
M21.DO NOT


[エピローグ 星空の涙]
EC1.Another Orion
EC2.星空の片隅で
MC
EC3.ENDROLL


平安神宮でのライヴがテストみたいなものだった今年のスロー中心で行く路線。
1ツアーのホールのみだし、どう出るかだね。企画もののライヴは別としてね

たまには大人な感じもいいんだけど、フミヤの味はCuteでPopで楽しく踊れるもの
アクセントでじっくり聞かせるバラードなんだよな
パターン化して飽きている点は否めないし
客が離れてしまい、動員が激減しているのは事実としてもね

地方は遠征が大半なんだものなぁ。だからこそ週末は地方にしているし、ほっといても比較的客入りのいい東名阪は平日に設定しているね
ビジネスだから当然だけどさ
そういったものを打破したいのが今回のプラントも言えるかな
世間ではただのバラードシンガーだからな

問題なのは確実な人気を唯一維持している関西での動員減なんだろうけどね
必死で関西だけは毎年異常な公演数をこなしている。今年もそうだけどさ
他から見ると仕方ないんだけど面白くないね。

という不満と危惧はともかく、たまにはスローなのも座って聞くのもいいんだよ
かつて河村隆一がそんなツアーをやってた
Voxの力を余すところなく見せ付けてくれてね
フミヤがどうかは分からない。バックバンドの使い方にもよるし、映像の演出もあるし

そんなのが楽しみだった

で、月末の名古屋。かつての勤務先のすぐ近くのセンチュリーホール

ステージの前面には薄い幕が下りていて、柄が投影されている。
幕の向こうから、時折青い光が点滅していたけど何かな?
SEは大地の塔の中みたいな単音

10分押して、ゆっくり暗転するとSEが和音のメロディになって、幕が下りたままで
唐突にM1.君に会えてよかった
フミヤのみに真上からのスポットライトで、手は腰の横で静止して歌っている。
いい声だね。
左Gこと長井ちえ女史の、ジャーんっておかずでバックにツアーロゴが映った。
締めには「Presented by Fumiya Fujii」と浮かんでたかな。

余韻をディストーションかけてノイジーにして引っ張りまくり、ぐんぐん音圧上げていって
普通なら絶対に、タイムマシーンってな雰囲気になったのに
一転して雨音のSE。雷鳴と稲妻が走ってる。
幕の絵柄も変わっていて、溶ける様に雨だれのイメージになって、幕が上がっていく。
そのままバックに雨だれのイメージ映像が映されていたよ。
この間、ずっとピアノでつないでいた。
[第一章 雨音]
M2.わらの犬
PVのように波紋のイメージの同心円が広がっていく映像。途中から水面の映像も交えていたよ。
床にも波紋が映っていた。
長めの右GからM3.土砂降り
雨のイメージが映っている上に、雨の街角のモノクロカットが重ねられる。
この辺り、カナダ館の演出だね。万博を見て映像の使い方を考えたといっていたことだしさ
ナギのSaxが濁っていたのが気になったけど、ちえ女史のは黒いギブソン系かな
フミヤは間奏で腕広げてターンしてる。
シャワー上の放射ライトがホールにいくつも向けられて締める。

[第二章 蒼の夜明け]
アルペジオのイントロに左右Gの♂♀ハーモニーがすごくマッチした神がかったコーラス
M4.Rain story
譜割を変えて歌っていたフミヤは負けていたのが残念だ。
僕の好きなバラード上位に来る曲で嬉しいんだけど、前章に区分けした方がしっくりくるんじゃないの?
まぁ雨音というより風景を綴っている歌だからこんなものかなぁ
雨シリーズの平安神宮では、これがくると思ったところが「裏通り」で悔しかったなぁ
今回、BLUE RAINやったらいいのにとか思っていたよ
映像は横顔とかのシルエット

8からの古い映画みたいなカウントダウンは、見え見えだけど
音が太いM5.映画みたいに
素晴らしいバラードが続く中、やっぱり「奇妙な果実」曲がゴミにしか聞こえないよ
ここからハンドマイクになってた。
ちえ女史の勘違いなGソロはいらねぇな
森の中の様な、海藻の中の様な雰囲気の映像が流れていく

[第三章 光の風]
M6.Long Road(Retake)

暗転してからバックが懐かしいbaby universe(ポリゴンじゃなくて奇麗な万華鏡状態)になり
M7.TRUE LOVE
ちえ女史はかなりエフェクターいじりにご執心。フットペダルも力込めてケリ入れてたな
右のGがベースラインで安定しているけど、上乗せするちえ女史のGおかずは
またキーも気持ち悪いよ。木琴みたいな音はナギの鍵盤か

セッティングを変えて下手側にテーブルと白いクロスかけて
アルバムジャケットみたいな果物とか置いて座ってワインか何か明けて飲みだすフミヤ
苦笑・失笑がひろがるBGM
「どうして、どうして人を好きになっちゃいけないんだ。。。。
あの娘のいない人生なんて俺に入らない。だめだぁ
どえりゃあっ・・・ナギ暗いよ。明るく行こうよ」
(とBGM代わりのキーボードにクレームつけたら昔からある何だっけ・・・)
小奇麗なピアノコンチェルトって感じになって、明るいレストランみたいな感じ
「さぁみなさん。人間には色んな弱点があります。
一番弱いのはそう欲望。人間は目の前の欲望に弱い。
それは何故でしょう。我慢ができないからです。
さぁ次の第4章は、皆さんの一番深いところを突く。さぁ一緒に、乾杯」


[第四章 欲望と弱点]
M8.ラブレストラン

ボトルの中身飲んで歌うフミヤと、その前のテーブルの上に飛び乗りギターかき鳴らすおばさん
気持ち悪い爺婆の絵だ
M9.廃墟の模型
唐突なアッパーチューン2曲でブツ切れ。立ち上がったものの踊れることもなく
本編通してのアクセントなんだろうけど選曲も半端

土色の壁みたいな柄の背景の中、再び座っているフミヤ。
MC「Yeah! 人間は興奮すると我を忘れてしまうので。時々あの、、、林檎だ
さっきまき散らした果物の残骸の林檎発見して・・禁断の果実。これを食って急に裸が恥ずかしくなる。
いらねぇや。
と投げ捨ててるし。何の話。忘れた。
興奮するとアドレナリンが出て我を忘れるな。
目の前の欲望に人間は弱いんですけどね。
食欲とかね。ケーキが食べたい。一口だけ。気がついたら銀紙しか残っていない。
自分に恋人がいるのに・・・・・・・・そういうことがあるから恋愛って面白い事件が起きる。
電車の中では酔っぱらいの親父が・・・
エルメスみたいな女がいるもんか。プラダぐらいでいいよ
電車男って居たのかな。探しまわっていると思うよ。フライデーとか
電車男の本読んでると台詞の後に必ず・・_「」○。たまに頭が転がっていたりして」
「ルールのない2ch」
「次の章はですね。丁度陽もくれてきたということで夕暮れのシーン」

[第五章 夕日の影]
M10.オレンジ

M11.落陽
夕日に染まる雲、車窓を流れる夕暮れの町並み
就職活動していた21の春の阪急を思い出してしまう・・・・
フミヤよりも映像しかみてなかった

セッティングし直して、電話のベルが鳴り響いている
[第六章 静寂の部屋]
モニター?椅子に座りギターは抱えたままでM12.たとえばなし
キーが高くなったかなと気になったM13.ひとりぼっちのlove song
フミヤがエレアコかな弾き語りだった。ツアーのイメージ写真の雰囲気のまんま

[第七章 天国の旋律]
暗転してピアノソロでつなぎM14.INSIDE
ナギとちえ女史にスポットあたってる
右GがフライングVなのは最後のおかずのノイズ入れるためだけかよ・・・
モノクロの鍵盤弾いている手首だけの映像は気味悪い

月が浮かんで
MC口笛吹いて
「おぉ今日は満月だ。そうか。家に帰るの止めた。遊びにいこう」
「俺だよ。そうそうそう。よくわかったな。久しぶりじゃん。何してる。今、歌歌ってた。
いいよ、じゃあ、12時ね。やったぁ。なぁんて」
と電話してる振り
「満月というだけで興奮しない?俺だけか?興奮するんだよ。
ドラキュラの様に、バンパイアの様に。人の生き血が欲しくなるんだよ。吸わせてくれぇ。満月の夜さ、出かけるとさ、不思議な出会いがありそうで。
森の中を歩くと竹が光ってそうで
俺あのぉ、月に土地持ってます。」

ファンが勝手に送ってきたという話。
「アメリカ人が最初に行ったけどアメリカンのものなのか?郵政民営化より先にそっちを問題に」
月を墓にしたらいつでも拝めるしって話に、ちーんと鳴らしてるメンバー。
人類は知己に行ってないと思っている。
「ケネディの策略だ。何故嘘だと思うその1。
月には空気がないのに旗がばたばたなびいてた。何故なびく。はたぼうだじょー」


Moonlight dance hallの支配人からメンバー紹介
ナギ、カースケ(Jazzyなセッションに歌ってみせたり)薫、New faceとしてテラシー、長井チエ。
「一緒にMonnlight danceを楽しみましょう。Dance with me」
1,2,3のカウントから
[第八章 ムーンライトダンスホール]

このブロックタイトルからしてミディアムチューンで4.5曲踊らせればと思ったのに期待はずれ
M15.Moonlght Magic
ラストでちえ女史はフットペダル蹴りギター交換
M16.シルバー
ナギ、フロントに出てきてSax吹いていたけど、暗転

[最終章 真夜中の果実たち]ってさぁ・・・・
M17.さまよう果実
頭から歌詞詰まったけど押し切って、そのままM18.破滅のバラッド
骸骨のCGのみ残ってミサの様なSEにナギの遊んでいる様なエロスのメロから
M19.女神
ナギのフルートでアクセントつけてるけど変
M20.SINGER
アウトロをひっぱってひっぱって、ドラム台から後ろ向きに飛び降りて締める
暗転
1,2,3,4のカウントは、続くのって疑問の方が大きかったよ
M21.DO NOT
必ず青系の照明なのに、今回は白系になってたのが意外
やっぱりいい曲だよなぁ
20:39に本編終了

20:45に[エピローグ 星空の涙]
唐突にEC1.Another Orion
EC2.星空の片隅で
MC
EC3.ENDROLL
モノクロでフミヤの映像が流れる
名古屋市の庁舎の門。リバーパークの弧を描く橋
桜通、センチュリーホールに入ってデッドアウト
幕が下りてきた
21:03位に終演

曲数思ったよりやったな。2時間20分強だし
どうせなら全部で20曲割って2時間割ったコンパクトさで
本当に聴かせてみせろよと思う
むしろそれを楽しみにしていたからさ
勿論踊り跳ねまくるのが一番いいんだけどね
一部本当に神がかったコーラスワークに負けたところがあったけど
フミヤ歌うまくなったね。そして、余計な飾りとってるからストレートに歌声聴けてよかった
ただし眠かった。間違いなく2度目以降は寝ると思う

そういやグッズ一つも買ってないや。珍しい・・・



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