堕天宮Live Repo
live-alive
ガクトMARS
Gackt Concert
美浜海遊祭
Starlight Gig2000
6th Aug.2000

M1:未発表曲
M2:OASIS
M3:Asrum Dream
M4:絵夢-for my dear-
M5:Illuness Illusion
M6:鶺鴒-seki・ray-
M7:freesia op1
M8:freesia op2
【MC】
M9:Leeca
M10:未音源曲(光の・・・)
M11:Mizerable
M12:Mirror
【MC】
M13:U+K
M14:Vanilla
M15:Dears
EC:この誰もいない部屋で

愛知県知多半島の南端。
東側にある
まさかこんなところでこんなイベントに出るとは思いもしなかった。

まだ耳の中
頭の中で彼の歌が聞こえるよ

ほとんど雲はない。薄いのが一塊浮かんでいるだけ。セミが少し遠く鳴き叫んでいる。海からは離れて内陸、山の中だよ。
道中、コスはいないな、なんて思っていたら無茶苦茶。
簡単なコスからOASISが!正直信じられないよ、君達そのまま北極行けるんじゃない?
Busで10分もかからず会場の公園へ。
グラウンドは青いビニルシートで囲われている。かすかに見えるステージはイントレとスピーカータワーだけ。セットはないね.
イベントのステージだよ.
グッズ売っていたけどまぁいいやって感じで中に入るかどうか迷う。
しばらく日陰でボケっとしてパン食べてお茶飲んで彼女とTel。
いろんなコス眺めてると面白いからね、僕もしたいと思いつづけてるけど。似合わないと友人たちに言われるしなァ
17:00過ぎに会場へ入る.
カメラチェックはズサン。バイト君、せめてもう少し見ろよ。

中はブロック毎にロープで別けられている.立ち位置にラインと紙。
去年のラルクと同じだね。妥当なパターン。LUNASEAの∞だったら洒落にならんし。あの時にはこんな感じの立ち位置も無駄な爆発状態だったけどさ。
僕の席はDブロック。ステージ上手のスピーカー前。腹に響くなァという覚悟をしつつ会場視察の散歩。
ステージはイントレで組まれた照明セット。左右ソデに26基のスピーカを重ねたスピーカータワー。その前にはキャノン砲、こんな野外でお札はないよね。
下手スピーカの裏にギターが6本。アコギも一本見える.
ドラムやマーシャルのモニタースピーカに太陽防止の銀のシート。正面後ろにPAテントと照明・カメラタワー。
音に不安だね。この構成は。
何よりスピーカ少ないよ、音は風で流れやすいのに、まぁ狭いからいいか。
SEはクラシック系。
17:58影アナが「まもなく開演いたします、まもなく開演いたします」と告げているが一向に始まりそうもない。
18:05頃からスタッフがステージ上とソデをうろうろしはじめる。
端の銀シートだけ外していた。
18:11影アナ。
更には美浜町町長の挨拶という、なんとも周りからは宴会みたいなんて声も出ていたよ.
でも面白いおっさん。確かに日本一の町長だよ、拍手。
第1回のシャ乱Q、海予定が台風で中止だとか、そういや天気どんどん曇ってきてるよ。
下手スピーカ前にカメラクレーン1機。テストの様にくねくね動いている.
スピーカタワーの照明セット、赤いゼラがほとんどだけど、青・グリーン・紺のセットもある.
18:15シートを外す。
18:19マーシャルのスピーカの横にヴァイオリンセット。
18:21カメラマン配置につく。
18:23少しだけサウンドチェック開始。
ステージ後ろのイントレ中央にもカメラがあり、スタッフが調整している.
18:28影アナ。
18:35ドリンクを設置。ミネラルウォータやね。この頃には日が沈んでいる。
18:38ボディガード二人がステージ上手の前に現れると歓声。=ガクトがいるからね.
そして影アナ。
18:42下手テントにYouかな?
18:44茶々丸登場

M1:未発表曲
18:45オルゴール音のSE。スモークが溢れ、バックステージは青色。
メンバーステージ前に並んで、
「かかってこいよぉぉぉぉ!」
大爆音の知らない曲。Gチーム3人のノイジーなギターがかなり太く大きい。
赤ライトのみが点滅するステージは大音量。歌詞も聞き取りにくい、会場は一部しか乗れない.
僕的にはリズム隊に合わせるとノリのは楽なんだよね。
メンバーは一列のまま。
途中から白ライトの点滅も混じる。
サビはRenが「やいっ」か「Fight」って感じのコーラスでガクトと掛け合う構成。
「後ろーーーーっ」
前は言わなかったな。
ブレイクあってガクトの歌声とSEのみ。爆音からソフトに.
「・・・今もまだあの場所で・・・・」と歌い上げる。

ガクトは黒いノースリーブ(ひし形の柄で透けている感じ)。革のパンツ。さほどもっこりはしていない。左手首に革かな?ブレスしている。両耳にはイヤーモニターしているけど調子はいまいちらしい。
MASAがギター交換。メンバー全員さがった位置に立つのは次の曲の演出のためだね.
ガクトはDrの前に立つ。

特効は音だけの爆発。空砲だね。
M2:OASIS
フレイムキャノンが3基。風で焔が揺らめき膨らむ。
初めのうちはガクトも離れていたがどんどんステージ前に出てくる=焔が至近。
全ツアーでのメンバー揃っての腕を振り上げまわす振りつけはなし。
曲の締めはなんとステージのイントレ最上段から巨大なフレイム。
まじで大きく太い。
僕らの位置でも熱い!そんな声が漏れるくらい、メンバーたち凄いだろうね。
野外ならでは。

M3:Asrum Dream
めくらましライトと青中心のライティング。めくらましがパカパカやっている内にMASAがG交換。RenもB交換してプレイ。
ガクトはドリンク飲む。

ノイジーなギターの洪水のSEから音が減っていく.

M4:絵夢-for my dear-
フッター中心の紺ライトのみ。
ガクトにはステージ上から白ライト3発。
MASAは狂った様にノリ、ギター弾く。
ブレイク後の「風の中で踊る・・・」ではガクトへの白ライトのみになる。見上げた空はグレーに淡い赤。
「忘れないからー」は跪いて歌うけど声が出ないのか艶がない.

RenはB交換。茶々丸もアコギに交換。
ガクトは跪いたままで
M5:Illuness Illusion
「ついておいで」とささやく場面は歓声が漏れる。
M6:鶺鴒-seki・ray-
イントロ聴いて、まさか真夏の夜空で聞くとは思わなかったよ。
MASAと茶々丸ギター交換。
Aメロはガクトに白ライトのみ。
Bメロではもう声でないのが明白。名古屋の時と状態が同じだよ。
「・・・誰にも癒せなーい」のなーいはもう全くでない。
最後のソロになる前なんかは息切らしいている声をマイクが拾っているのが哀しいね。

茶々丸アコギをセット。ガクトは蹲ったまま。SEの中でライトは青とグリーン。
ゆっくりと立ちあがるガクト。傷ついた小鳥が飛び立とうともがくように。
Drのスティックカウント。

M7:freesia OP1
声を振り絞って歌い上げる.
Renののけぞりベースプレイ。
風に流れるスモークが青いライトに浮かんで綺麗だよ。

M8:freesia op2
ガクトには台車に乗ったキーボードかな、運ばれてくる。
Youのヴァイオリン。Renのチェロ。ドラムにスポット。ガクトは丸椅子に座りキーボードへ。
メーカー名が確認し切れなかったのが残念。
演奏し終わるとガクトはゆっくり上手の方へ視線を投げかけ上へとみまわす。
丁度稲光がステージ後ろに光る.
暗転.

【MC】
今日は、うん、今日はこんなに、遠い所に、みんな足を運んだ、え、運んでくれたことに対して、僕から皆に返せるのは、こういう形で゜しかないけど
(胸を押さえ息切らして途切れ途切れに語る)
声が出ないから歌えないかもしれないけど、歌える人は一緒に歌って

M9:Leeca
やはり高音どころか、歌いきれないガクト。みんながしっとりと歌う。
Aメロ終わったところで雷光。
優しい素敵な曲だね、やっぱり。

M10:未音源曲(光の・・・)
ガクトは右手で合図送る.
ツアーと同様に短く静かな曲。

M11:Mizerable
青いライト。Youのヴァイオリンにスポットが当てられる。
「うぉーーーいっ」
ガクトの雄叫びからメンバープレイスタート。アレンジがなんとなく変わっている。
間奏で初めてスピーカ前のライト達が白く光る。
茶々丸はたまにセットしてあるアコギを演奏。
2コーラス目の後でRenが飛び出してきてガクト横でプレイ。
最後の方は全体が真っ赤に染まる。

周りはグリーンでピンクのライト.
⇒青いライトの中でノイジーなギターとブレイクの繰り返し。
ブレイクのたびに「ガクトー」コールの掛け合いの煽り.
「もっと声を聴かせろよ、おい」「もっと声を聴かせろよ、おい」
ガクトギターを肩にかけて右腕突き上げる。
「かかってこいよっ」
M12:Mirror
楽チンギター持ったままターン。
薄いピンク色のギターの茶々丸が先に上手へ。ガクトも上手のスピーカー前にくる。次は下手へ。
2コーラス目、茶々丸とMASAが下手スピーカ近くで絡んでプレイ。嬉しそうな笑顔の二人。
とめの演奏をくり返し続ける。
ガクトがギターソロ。
MASAが腹でぼぉんと弾いてとめる。
「はっははは」
左手を突き出すガクト。
「声を聞かせろよっ」「もっと」「もっと」「もっと」「もっと」「もっと」「もっと」「もっと」「もっと」
「愛してるぜ」

ラストはYouと絡んでいたのかな?
後奏は茶々丸と向かい合ってプレイ。
MASAは上手スピーカ前で狂ったように身悶え寝転んでギタープレイ。
ガクトは下手。センターにはYouと茶々丸。
おまけにガクトは ギターのボディを膝蹴り蹴り弾く。
暗転
ガクトは一度崩れるように膝をつくが、立ち上がってドリンク飲む。そして上手のソデに消えかけてすぐ戻ってきた。
【MC】
「元気かぁー?元気かぁー?元気かぁー?えー、美浜町のみなさん、お元気でしょうか?」
かすかに歓声。ガクトはほんとに息絶え絶えの声。
「いい夜だねぇ。まるで星が落ちてきそうだ、星はなぁぁぁぃっ!」
「えー、そう、何を隠そう、今沖縄は嵐が来ていて、何を隠そう、昔このカムイガクト、沖縄で嵐をよぶ男とよばれていた。ただし、上陸はまだだっ」
「昨日にくらべてこの美浜は少し涼しくて、俺も暑いっ、今日、今日 リハーサルの最中にあまりの暑さに上半身脱いでリハーサルをやっていました。はははっ脱げ脱げいうなっ!えー、お陰で俺のこのひ弱なかよわな肌は真っ赤にハレ上がっている。今凄く痛い。」
「そう今ここに来ているみんなの中に、今日はイベント、今日は脱いでもいいかなと思ったやつはどれくらいいるっ?相手に脱げっていうからには脱ぐ覚悟はできてんだろうな」
「あー脱ぐさ。」
「あー脱ぐさ。」
「ちょっと向こう向いてろ」

ここでついにガクト背中見せながら脱ぐ。
いい体。いや肉なさ過ぎ。イヤーモニターの無線端末と配線がもろ見えなのがかっこわるい。
「さぁ、愛を語る番だ。愛を語るに服はいらないよな。」
「何いっているんだ、女だけじゃない。」
「そうさ、俺と、俺と、俺と・・・いたす勇気がある男は脱げっ!」「もう一枚?何いってんだこのやろっ!」
「もぉう、ガクト、恥ずかしっ」

「俺はこんな乳首を見せることなんて、しかも7000に見せるなんて、しかも、名古屋で放送されるのにっ!」
「じゃあこうしよう、俺も今一枚脱いだ、お前らも一枚脱げ。そうすると前戯が始まる。」
「ボルテージが上がったらみんなで全部脱ごう!」
「踊ろうなっ」
「踊ろうなっ」

M13:U+K
黄色メインに赤をあしらったライティング。
片足を後ろに跳ねるステップ刻んでくるくる回ったりメンバー前列に並んでフォーメーション。
きれいになったネコの着ぐるみ一体踊りステップ。
Renのコールに合わせて右右左左の手のふりしたり、2コーラス目にはガクトに抱き着いたり、MASAにも抱き着いていたかな?
G掛け合いの間奏は左右にチーム分けして、茶々丸とネコは上手、下手にはYouとRen。
相手がギタープレイ中は両手を前で上下に交互にまっすぐふる振り付け。
掛け合いながらパート交代している。
最後はガクト水を吹き出す。ネコは頭外してソデに消えていった。

M14:Vanilla
メンバー一列で腰を斜にくねくねさせる
2コーラス目は真っ赤。
Renとカラミが濃厚。
キヤノン砲が銀テープを発射したけど、丁度砲向からして僕にはくるはずなのに、風で流れて僕の真上から下手へさぁぁぁっと
ほとんどが下手スピーカー前より左にいってしまった。
空中移動していくテープの塊はそれでライトを受けて綺麗だったけどね。
ターンしては腰くねくねフォーメーション。
MASAを脱がすとその後ろから抱き締める。
ラストは左からMASA-ガクト-茶々丸で体くっつけてプレイ。
暗転して蒼いライトのみ。
茶々丸がギター交換。
スタッフが暗転中からガクトの後ろで調整。終わらないままでMCへ。MC中もスタッフ、多分イヤーモニターの操作している。
【MC】
今日ここに集まったのはきっと運命だよな。俺達から君たちにほんのささやかなプレゼントがあります。あっちを見て。うしろ
間が空く。もしかしてみんなが振り返っている間に何か衣装替えとかしているのかと思ってみたけどガクトもステージから後ろを見ている。
ひゅーーーーっ
ばぁん!
大輪の花火が浮かぶ、また一つ、また一つ。
僕の今年最初の花火だよ。DearsのSEの中でみる打ち上げ花火。
「僕はここで見た花火を一生忘れない」
「この曲をみんなに最後に捧げます。for my dears!」

M15:Dears
Drスティックかうんと。茶々丸のアコギが大きい。
ガクトは羽ばたくような振り付けのイントロ。(キグナス氷河のように)
サビは赤全開ライト。腕を突き上げるガクト。
最後のサビは白全開ライティング。ガクト歌わない。
You、バイオリンのタクトを会場に示しつつ退場。
「またな」

アンコールは手拍子(速く)だったり、ひたすらガクトコール。
更にはコール:ガクト!手拍子:チャチャチャの組み合わせ
Marsツアーと同じかな。
ライトアップしてメンバー登場。
Youが両手を上げて登場。
定位置につくとガクトが悠々と現れるがまだ足元がおぼつかない.

EC:この誰もいない部屋で

最後はYouがヴァイオリンのタクトで会場を指して退場。茶々丸はピック投げ、Renは投げkiss。MASAは流れる様にお辞儀して帰り、ドラムは淡々と。
ステージ後ろからスターマインだな、花火が噴き上げられる。下手な花火大会より近くてかっこいいね。
最後に残ったガクトがゆっくりと上手ソデに近づいて会場を眺める.
誰もいなくなったステージ.
後ろでは再び花火が3発ほど夜空に大輪を咲かせる.
お別れのSEはviewsic放映の横アリ公演みたく次のシングル。
優しくソフトに、そして力強く歌い上げる。
ステージソデとイントレの上に合計15発かな?手持ち花火のセットに入っている赤いガスバーナーみたいなやつ、それが燃え盛り
メロディが流れていく.
僕らはじっと見守り聴きこむだけ.
ガクトありがとうの声が会場から投げられたりしているけど、僕はじっと聴いていたい。
この時間がガクト達の出の時間稼ぎでもあるだろうし。
20:30頃、曲が終わるのに合わせて花火が消えていく.
火薬の匂いが流れていく・・・
帰りのバス、そして臨時電車に今揺られている。
次に逢えるのはいつなのかな?