SEVEN HEAVEN 七天宮/書庫

●RKライヴレポリスト

Live-Alive2

INORAN/LUNASEA/J

/SUGIZO/真矢





2003.9.27(Sat)

re〜新たなる扉の向こうへ
@静岡市民文化会館



第1部
M1:新曲
M2:新曲
MC
M3:メロディ
M4:きらら
M5:激痛
MC
M6:Confession
M7:君の前でピアノをひこう
MC
M8:新曲
MCV

第2部
M9:深愛
M10:新曲
M11:F114B
MC
M12:Ne
M13:Glass
M14:Love is...
MC
M15:I love you
M16:新曲
M17:ジュリア

EC:新曲
バニラのコート


何度か遠征している会場。ツアー初日だし迷ったけど参戦
ソロ最初のツアーでは受け止め切れなかったからかな、戸惑いの方が大きすぎたけど、昨秋のツアーで火がついて
前回のアコースティックライヴで改めて魅力に取り憑かれた気分だよ。
だからこそやっぱり行きたくなったんだ

16:14静岡にプラットこだまで着いた。
一年ぶりの会場まで散歩していくと、人は少ないし物販がらがら
ガチャガチャというかガシャポンには人だかりができていたけどね
しかし、去年の京都や名古屋と比べても、マダムというよりオバハンが多いな。
(翌日のナゴヤはそうでもなかった、動員の中の比率によるのかなぁ)
今はいいけど先々ファン層がもっと下から開拓しないと隆一じり貧だよ・・・そんな危惧も覚える。
同世代が共に歳をとってではないとね。

パンフだけ買って座って見て時間潰した
一角では隆一のコピーしている二人組なんかが唄っていたけどね

ツアートラックは4t車を三台は確認した。
花は3つ。地元企業からかな?見知らぬ名前だった。

10分押して開場
すんなり入って席を確認すると、PA卓のチェック
小さいな・・・

ステージはむき出しで楽器陣が並べられている。下手がグランドピアノ。
その後ろは白いカーテンが壁面にそって3面かけられ、去年のツアーを彷佛とさせるね。あの時は赤かったけど。

とぃはジャズっぽいインスト

18:00影アナ
定刻前にブザー入って影アナで、18:34暗転。SEは流れたまま。
メンバー登場
ラフな格好ばかりでちょっとびっくり。各自席につくと、ピアノの単音を合図に音だし。クラシックみたいだな。

SEの中で黒いジャケットか?スーツではないな、隆一が手を広げて拍手を受け登場。

M1:新曲
今回新曲多いと聞いていたけど、初耳。
「雨上がりは・・・」と始まる「蜻蛉」ってタイトルかなぁ、何度も歌詞に出てくるし。
「ねぇ君が好きだから・・・」がサビかな。
胸に左手当てて熱唱、アウトロの「wow woh・・・・」はマイクを離して生声になっていたよ。ラストはソプラノSAXのソロで締める。

ピアノソロから軽快なナンバーのM2:新曲
ハンドマイクで楽しそうに唄って一礼すると暗転。

MC「   ・・・メロディ」
湿ったバスドラのリズムにピアノ入ってM3:メロディ
バックにはゼリーとかの水泡みたいな柄の濃い赤のライトが彩る。
前回のツアーでコーラスのかおりさんが唄ったオープニング曲だね。隆一が唄うとまたねちっこさというか、違うエモーショナルな仕上がりだ。
本当に嬉しそうに笑っている隆一。
一転してピアノが悲しいメロディ奏でるとギターのみになってM4:きらら
フッターの淡いグリーンのパーライトが、曲の盛り上がりに合わせて色を濃くして眩しくなっていく。
どうしてもRKF Meeting名古屋の光景が目に浮かぶんだ。
上着脱いで赤く染まったライティングの中、ギターから
M5:激痛
フレーズの合間に弦楽器隊が入ってラストはピアノにスポット当てられソロ。
暗転して深々と礼。
ドリング飲むと、ゆっくりと前に出てきて
MC「   」
ピアノからM6:Confession
最近妙に気に入っているナンバー。でもハーフサイズ。
弦楽器隊のハーモニーにドラムが軽快に入るとM7:君の前でピアノをひこう
好きな曲連続で無茶苦茶嬉しくて、脚でリズムとってしまう。
赤と紫の柄入りライトが背景に映され、黄色系のホリゾントライトが下から浮かぶ。
隆一は何故か体揺らして脚をモニターにかけて攻めのスタイル。
会場は手拍子で受けるけど、途中のしっとり唄う部分は手を叩くのやめろよ。曲のよさ激減だよ。
最後、la.la.la......のコーラスを何度も観客に促して本人はコンダクター。

暗転してドリングで潤している。喉は労れよっ。そこが心配だ。
MC「   」
M8:新曲
イントロ入る部分はまるでF-Bloodの「指輪」そっくりな弦楽器隊が勢いよく切り込んで、間奏はアルトSAXソロ
サビとかではCrazy about youとくり返していたような???
多分、RKF Meeting仙台からやってる曲かなぁ
礼してマイクをそのまま置くと、いつもの小走りで退場していく。
アウトロの残る中でゆっくりと幕が閉じていった。


MCV
異国の街、親と死別した男女の心の起伏と別れかなぁ・・・セピア調の画面と妙に古ぼけた原色の絵が交互に使われている。
オチもなく笑いもない真面目な作品でした
カンヌとかにだしたら面白そうだね

第2部
MCVが終わって螢が群舞しているようなライトに、スペクトルの虹色の帯が風車のようにゆっくり回転し始め、
ドラム一発たぶんミスなんだろうけど、忘れられないギターストロークは
M9:深愛
幕が開いた時には銀色のスーツに全身包まれた隆一と、黒づくめになったバックメンバーたち。
KeyはRoland VK7とYAMAHA、マニピュレーターはKORGとYAMAHA
イントロに少し呆然・・・ここでくるかっ!やっと変える気になったかとも思ったよ
天井の二枚のミラーにライトを反射させて白い光の帯がステージ空間で屈折している。
僕は遠くなった女性のことをいつも思い出す曲なんだ

暗転
M10:新曲
下から黄色のライトがあおり、アルペジオの中でバックが真っ赤になってく
隆一はここで下手や上手にいって最前の子たちを手を叩いて走ったりしていた。
バックにはスモークが吹き出していたね

ギター交換してM11:F114B
船越さんは手を振っては片手でKey叩いてる。
FC限定シングルだけに会場の反応も一歩遅れる部分もあって面白かったよ。
気持ち良く踊れるな
MC「みんな元気ですか?元気ですか?次はバンド終幕して最初に出した曲、Ne」
ギターがエレアコに切り替えられてしっとりとメロディ奏でM12:Ne
バンドサウンドになって船越さん踊ってノリノリな笑顔がいいね

ドリンク飲んでギター交換の間を待ってピアノがかなで出したのはM13:Glass
2部でスローナンバーが来るとは思わずびっくりしたよ
でも、久しぶりに普通に唄うGlassで嬉しかったな(センテンス切って唄うのは・・・・)

ギターが切り替えられて、隆一はそっとマイクを足下において
M14:Love is...
生声で唄い出して歓声がしみわたったよ
一番好きな曲(僕の結婚式にも流した)だから、聞き入ってしまう
2コーラス目から弦が入ってバンドに変わったけど、大拍手に包まれていた
やっぱり凄いよ
去年のツアーの時みたいにラストでアップテンポにするかなあと半信半疑だったけどね
深く一礼する
MC「   」
左のギター交換。船越さんはピアノからKeyに戻って
M15:I love you
天井に輪の重なりあった柄ライトが映し出されている。
隆一は上着脱いで黒いノースリーブに。
客電まで前回で明るい中、気持ち良く踊れるよ
ドラムのカウントから即、M16:新曲
メンバー達の背後でマグネシウムの火柱の特効にびっくりしたらM17:ジュリア
完全に会場は大盛り上がり
オーザックのCMの振り付けは忘れないで楽しいね

20:16本編終了
アンコールの声も手拍子も素晴らしいよ
野郎軍団も威勢良くてよかった。
昔からのLUNASEAの頃の余韻もあるけど、客層違うからなぁ。素晴らしい

20:20メンバー登場。隆一はグレーのシャツとスラックスで飛び跳ねながら子供みたいな顔で走ってきた。
MC「   」
EC:バニラのコート
印象的なサビをくり返すスローナンバー。Aメロ+サビの構成のシンプル。
かつての「gravity」@2000SUGの様に、この曲をシングル切るってことなのかな?
バック下からのミラーボールの光のラメがホールに広がる。
マイクスタンドからマイク外して歌い上げ
深く礼して幕が閉まり、その隙間で両腕広げて歓声一杯集めていたね
帰りながらこのサビのメロディがずっと耳に残っていたよ

拍手の中で再び幕が開いて、メンバー手をつないで並んでいる。
カーテンコール
MC「   」

隆一が消え去っても、アンコールの拍手は続いた。素敵だよね
アンケートだけ投函して、静岡に住んでいる弟と軽く飲むために、駅に向かったよ

僕は2001年、間違いなくヘドバンなライヴの隆一を求めていて、戸惑い。
2002年、静と動のバランスに酔いしれ。
2003年初夏、生声に完全に魅了されてしまった。
・・・そして今、求めているものと、どうなんだろう?。
ゴトウケイスケ氏はほとんど無表情ですけどね