関西

2000.3.12
天気は曇りがちだけど晴れていたな
寒いのは寒気団の名残か.
卒業してからもう5年になる
その間、社会に出てどうしているんだろうな
競馬や大学がらみ、MACのイベントなんかで何度も大阪に来ていた
学生の頃は京都中心で大阪ってなんとなく遠い感じがしていた
あまり出てこなかったしね
当時8つ年上のOLと付き合い出したのが20才の誕生日の日
それからだな、大阪とか、近隣のスポットに出るようになった
私市とか宝塚とかね
京阪沿線が多いかな
花火大会も五山送り火も
そこから僕も田舎モノから少しは皮向けた感じだね
こうして弟の住まいにいて、夜を過ごすのは今日が最後
梅田の夜景を眺めて飲む酒が好きだ
いつも願う
仲間たちの中にわきあがる幸せを
降り注ぐ光を
カッコつけているのかもしれないけど
そうつぶやいてから乾杯しているんだ
未練だね
昔の彼女とそのお母さんのことを祈っている
雄三がここにきてくれてありがたかった
当初は西宮の方で押さえたり、いろいろしていた
何度も母に付き添って道案内で宝塚方面にも出向いたよ.
かつて最初の入試だった(もちろん落ちた)関学。
そしてことある度、ここに泊まっている.
ATCの仕事のときもそうだった
今やその雄三ももう俺の弟、お人形じゃない.
俺もなかなか関西にこれなくなりそうだけど
金銭的にもね
大切な人がいるこの街が好きだ
名古屋なんかよりはるかにネ
この部屋に次に来るときはSKIあけ、弟の先行引越しのとき
だからこの好きな夜景を見れない.
せめて
河がいくつも流れる街に
愛をこめて・・・
プロージット

安藤裕一&ぷに
withlove
2000.3.12


葛藤-birth-

モノを創ることが好きで
幼い頃から造型に絵画、作文その他諸々、後のTRPGを小学生の頃、スゴロクの発展でやってみたり
本人はそんなこと知る事もないけどね

そして今、CGや曲の道具に選んだのがMacintosh
いろいろ喧嘩するけどいい関係。
あくまでもすべてをデジタルにはしていない。
要どころかコアなのはハート、ソウルといったアナログだと思っているから。
だから今でも創作ノートはあるしね

創作という分野では、形を残したいと思っている。
イラスト集、音楽アルバムなんかね。
今の仕事していて簡単に作る事ができる。
自分の手ごまの中でね。

自己満足でいい。
ただ創りたいという欲求があるから、僕は歌い描き読み産み出そうとする。

6年前、就職活動をしていた。
今でも「落陽」を聴くと、夕暮れ時に歩きつかれて帰る阪急京都線の梅田から十三への橋の上の光景が目に
浮かぶよ。
あの頃、確固としたものはなかったけど、既製品を売りたくないと思い込んでいた。
別にディーラーやらなんやらが悪い訳じゃない。
営業やるならモノを創りたい
そうねがっていた時に、DNPの広告を見てこの業界を選んだ。
おかげで寝る事もない生活。
毎日勤務時間は8:00-23:00くらいって感じ。

家に帰っても、着かれきっていても眠りたくなくて
自分の時間が欲しくて本読んだりテレビ見たり
余計に悪循環だ。
体なんてぼろぼろ、若さだけでもっているね

時間の中、公私のケジメがつけれなくて一日中仕事に追われているという感覚で、かなり精神的にも追い
つめられて
寝てない事もあって心身ともに荒んでいる。

遊べないからね。

あれほど楽しんでいた「馬」も「歴史」にも興味を失い、僕は心のない人形のように、機械のように・・・

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