結晶--ピュア--

人の心の奥に眠るものは何ナノかな
本当に傷つけられたくないもの
大切なもの
大抵自分自身かな?
他のものかもしれないけど
自分を見失うほどに怒り狂うもの・・・
もしかしたらそんな状態な自己を押さえつけて人たらしめているものかもしれないな
人が持つ純粋なもの
天子と悪魔の天秤なんかじゃない
4つのアミノ酸が織り成す螺旋の向うに隠されている結晶はDEVILかな
純粋な悪
いや、だからこそ純粋なのか
悪という言葉で片付けれないけど、人としてあるためにはその結晶を奥底に
気づかぬままでいなくてはならない。
切れるなんて生易しいものは、ナンセンス
そんなことで秘められたPUREを目覚めさせていたらはじまらない。
僕らが生まれる前から背負わされた業なのか性なのか
ただ、善悪に逡巡とか道徳心のゆらめきなんてレベルでないなにかを持っていると
思えてきた。
大なり小なりね。
僕もそうだろう
でもね、僕は僕として、人でありたい
だから偽善でもなんでもいい
戦うにしても、バーサークしてしまうより、人間性という衣の中にいたいね
僕らのもつ純粋さはきっと危険なもの
ピュア過ぎて傷つけやすいんだ
2000.2.3



自律

依存しきるわけでなく
個として自立していたい
その上でお互いの世界、空気を持ちながら自然に溶け合える関係になりたいな
裕一の奥さん、嫁さんではない一人の女性
また誰かのご主人、旦那だげない一人の男としての自分
これが理想だな
そうはいっても、以外と甘えたがるからね、僕は
甘えてほしいし甘えたい
それが僕の自己認識・存在意義みたいだよ。
寄りかかるだけでは、維持していけないし、続かないだろう。

だてに30年近く・・・そんなになるのか・・・
生きているわけじゃない
いじめだって、いろいろあった。
挫折も情熱も寄せては返す波のように僕の前に繰り返す
いろんなことがあって、自分を見失ったり
人形のようになっていた。
そう、心をなくしていたんだ
何が嬉しくて悲しいのかもわからなくて
そんな糸の切れたマリオネット
君が心を呼び覚ませてくれた
閉ざされていた熱い血潮を
だから、君が僕のいきる証
君のためにできる限りの事をしよう
同情とかなんかじゃない
大切なものを求める想い。
君を守りたい
そのすべてをこの手で


gravity

僕らは重力を感じることはない。でもいつも地球の中心に引かれている.
石でも紙切れでも
重さはあるね.
中身がつまってようと、空っぽでもそうだよ。
でもたとえばこの石ころを月に持っていったら
感じる重さは1/6になる。
木星に持っていったら、逆に無茶苦茶重く感じられるはず。

ものに意味付けを求めることはおろかなのか、確かなもの、無意識にすがれるものが欲しいからなのかな.
ものに与える価値や意味付けなんて人それぞれだろう。
宝石や貴金属は確かに希少価値がありなおかつ美しいから重宝がられる.
当然の感情だな。
でも必要ないものかもしれないし、人によってはパン一つのほうが重いことだってある。
重さは不変じゃない。
ゆらめきのなかにある。

2000.2.25@新幹線