G1観戦記-1998-2

[日本]

NHKマイルC[G1]

5/17(日) 東京 1600 稍重

1.エルコンドルパサー(的場/二宮厩舎)

2.シンコウエドワード

3.スギノキューティ

[パドック]

平穏なパドックだったね。

[レース]

Eパサーが珍しく巧く出て好位につけられたところがすべてかな。

向正面で後続がごちゃごちゃして詰まっていたし、休養明けのわりに仕上げ過ぎたロードアックスはあっこで終わっていたな。次走は再度調整して間隔をあけて立て直してほしいね。上積ないでしょう。僕の本命にしていたのに。

好位で折り合って進出し、3コーナーから4コーナーで少し外に膨れたけど直線に入るところではほぼ先頭。

内にトキオパーフェクトが入っていたけど、あの馬は東京マイルはG1じゃきついだろうね。

予想通り見せ場もなくバテて15着か。

ロードアックスは残念だ。

より残念なのは札幌記念から復帰予定のグラスワンダーだろうね。

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高松宮記念

5/24(日) 中京 1200  稍重

1.シンコウフォレスト

2.ワシントンカラー

3.エイシンバーリン

久しぶりの地元G1だったけど雨模様で行く気が失せた。

京都大阪へは雨でも遠征はするのにね。疲れが酷くて・・・いや、それ以上につまらん魅力のないレースだからかな。

僕は最初に愛したのは「桜驀進王」だったけど、スプリント戦は一瞬過ぎて好きじゃない。

出遅れ気味のスギノハヤカゼは不運だね。せっかくのチャンスだったのにさ。

この雨が幸いした2頭が連を確保した。

いつもなら無茶苦茶心地いいグリーンの馬場も雨で稍重よりも水を含んでいたのかな。

先攻勢有利のコースをより鮮明にしたね。

見どころと言えば4コーナーでどこまで「エイシンバーリン」が粘れるのかと、「ワシントンカラー」が差し切るかのコール前くらいかな。

あとは「ビコーペガサス」が6着まで押し上げていることが脅威だった。年とはいえ地力の証明かな。

まぁ、年末のスプリンターズSまでには役者が揃ってほしいものだ。

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優駿牝馬

5/31(日) 東京 2400

1.エリモエクセル 的場 

2.エアデジャヴー

3.ファレノプシス

[パドック]

平穏だったね。

[感想]

TV観戦。

天気も回復していて馬場もそれなりだったのかな?

意外とすんなりとしたスタートから流れはスローになってしまった。

ロンドンブリッジにしてみれば願ってもだろうけど、4角でラティールが並んできた時はどうしようかと想ったね。

直線の攻防は見ごたえがあった。

直線坂を昇り切るぐらいでは抜け出したエリモエクセルとラティールの親子どんぶりかと想ったけど、ちゃっかりと1/2番人気の桜花賞1/3着馬が突っ込んできたね。

今回は荒れると想っていたのに僕の本命のエクセルと2番人気のエアデジャヴーでケリがついた。

桜花賞馬ファレノプシスはさすがに追い上げて3着。道中少し後ろにいたはずのデジャヴーに差されたまま伸びていても詰めれなかったところがこの距離・展開での力の差。ましてコースなれしている面もあるだろうね。

何にしてもラティール4着。ナオミシャイン5着と収まり中荒れで終わった。

実際、このメンバーはまだ抜けた馬はいない。

残念だったのは途中故障したヤマノセンプーと桜花賞で1/2番人気、その上オークスでこそト言われていたエイダイクインとダンツシリウスがリタイアしていたことだな。この2頭絶対オークスで勝ち負けだっただろうに。これも競馬か。

 

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日本優駿

6/7(日)  東京 2400

1.スペシャルウィーク

2.ボールドエンペラー

3.ダイワスぺリアー

パドックで気になったのは、馬体とかともかくとして血統からダイワスぺリアー。

リアルシャダイ産駆だからね。

結果はきさらぎ賞コンビでケリがついた。あの時Bエンペラーには松永幹夫騎乗で今日は河内。今年のミッキーはMブライトと言い河内に載り馬とられてそれが走るね。

展開は危惧したとおりだ。

下手なくせにのせられている福永がキングヘイローをダメにしたね。

実力だけなら勝ち馬にも負けないだろうし、枠も関係ないよ。

ああいう風に逃げるしかなかった器量のなさだ。挙げ句に14着ね。

逆に控えた皐月賞馬セイウンスカイは巧かった。

東京2400を逃げ切るのは大抵のことじゃないし、今日逃げて勝っていたらこの馬の強さに脱帽するしかないと想っていた。

キングヘイローが押し出されてしめたものと想ったんじやないかな。

道中中断やや前にいたスペシャルウィークはいつでも追い出せる体勢でいたのだろう。

直線に入ると一気に並ぶ間もなく抜け出して千切った。あのナリタブライアンのように。

道中最後方のミツルリュウホウは、前走あの安藤勝巳(あんかつ)をして、この馬でダービーに出たいと言わせしめただけのことはあった。追い込んで5着。

期待していたエモシオンは調整乱れ(熱発)でマイナス12kgではね。フサイチコンコルドにはなれなかった。

なによりもこのレース、武の渾身のガッツポーズ、そして「叫びたいほどに嬉しい」のコメントが印象的だね。

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安田記念

6/14(日) 東京 1600 不良

1.タイキシャトル 岡部58 藤澤舎

2.オリエンタルエキスプレス

3.

けっこう雨が酷い。

TV観戦だったけどスピードワールドに注目していた。

内心、タイキシャトルはどうでもよかったし、負けてほしかった。

レースは不良で時計はかかったけど直線にかけてシーキングザパールが一気の進出をする以外にそう変化はなかった。先攻組が固まって追込組が離されて縦長になっていたくらいだ。

500mの直線ではなかなかでてこないタイキシャトルだったが、追い出しにかかると不良馬場をものともせず、途中馬体を合わせてきた2着馬を振り切って千切り捨てた。

去年桜ローレルが果たせなかったフランス遠征の夢を、人の偽善といわれようが貫いてほしいね。ワールドカップはどうでもいい。タイキシャトルのジャックルマロワ賞とかが楽しみだよ。

来週は久しぶりに関西遠征。

宝塚はどうなるか分からないけどね。

 

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宝塚記念

7/5(日)  阪神  2200 

1.サイレンススズカ

2.ステイゴールド

3.エアグルーヴ

[パドック]

落ち着いていたのが意外にサイレンススズカ。どつしりしていてカッコいい体をしていた。

Mブライトはずっとチャカついていたね。踏み込みも変だった。直後の同じメンコをしたMドーベルも興奮していたみたい。

ステイゴールドなんてチャカチャカ・・・・厩務員さん?がぱんぱんと体を叩いてなだめていたよ。

シルクジャスティスは静かにどっしりとしていて秘めたものでも・・と思っていたけど案外だったね。馬体はゴム毬みたいでカッコよかった。嫌いな馬だけどさ。

エアグルーヴは凛々しい女。

ミッドナイトベットはうるさかった。 

[返し馬]

Mブライトはさっそうとしていたね。

一番人気はサイレンススズカ。

歓声の中、パドックとは反対にイライラか気合いか南井Jが大変そうにしていて皆心配の声を上げているほどだ。

[レース]

G1でもファンファーレを2回やるものなんだ。

Mブライトが暴れて馬体検査。

そのまま除外になっていればまだよかった。問題にはなるけど結果からしてもね。

 

 

 

続く

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2.

3.