G1観戦記-2000-

フェブラリーS/高松宮記念/桜花賞/皐月賞/天皇賞・春/NHKマイルC/優駿牝馬/東京優駿/安田記念/宝塚記念

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フェブラリーS[G1]

2/20(日)東京 1600ダ 左良

1.ウイングアロー

O.ペリエ

工藤調教師

2.ゴールドティアラ

武豊

3.

4.メイセイオペラ

5.セレクトグリーン

関東地方は寒波で大雪注意。
府中も朝に降雪があったりで不安定だったようだがレースの頃には落ち着いている。
・綺麗に飛び出した我らがキョウエイマーチを外からかわして、オリオンザサンクスが大逃げをうつ。直線を終えた3コーナーでは5,6馬身はあったんじゃないかな?もっとか。
さすがにやられたとは思わなかったけど2番手のKマーチには嫌らしい展開かもね。
マーチの直後が完調手前のディフェンディングチャンプのメイセイオペラ(3番人気)。
もったままで4コーナーから直線に入り先頭に並びかける。
去年は直線半ばでのことだっただけに、この東京コース500m直線もつのかという不安が大きかった。
完全なら余裕で突き放していただろうけどね。ここまで持ってきたのが貫禄かな。
残り100m位で一気に後続が詰め寄り、大外から最後方にいたウイングアローが
突き抜ける。
同時にその内側、Mオペラの外からファストフレンド(蝦名)とゴールドティアラ(武豊)が猛追。
まさに首の上げ下げで2,3着争い。
Mオペラはかろうじて4着に粘ったものの不本意だろう。
このまま燃え尽きないでせめてこの一年闘い盛り上げてほしい老雄だよ。
顔つきの白さがノーザンテーストみたい。
セレクトグリーンはよくぞ掲示板にもってきたなって感じか。
6着のオースミジェットは1600m戦ではここまでだろう。
11着に散ったKマーチがいただけないな。
前走の金杯圧勝は嬉しいことだけど引退して母として夢を繋いでほしいという気も
大きくなるよ。寂しいけどね。
ゴール前の混戦は面白かったけども、戦前気になった大幅馬体減の2頭が1,2着というのがあらあらダね。
特にGティアラなんかは直線もたないんじやないかと思っていたけどね。
ウイングアローは今期の滞在免許が最終日でフランスに帰るペリエと、2月一杯で定年になる工藤調教師の手向けのような、ドラマ性もあったなぁ。
これで冬が終わる。
いよいよ新装なったミレニアムJRAのスタートだ。
春はもうすぐ。
今年も思い出に残る勝負とドラマを楽しませてほしいね。
PS.京都記念G2はステイゴールド3着。君を春天や宝塚で見たいよ・・・

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高松宮記念

3/26(日) 中京・芝1200m・左

1.キングヘイロー

2.デヴァインライト

3.アグネスワールド

4.ブラックホーク

5.トキオパーフェクト

直前の関東メインレース「日経賞G2」で断然人気のグラスワンダーがすっ飛んで5万円弱の荒れ模様。
今朝は雪ふるし風邪ひいていたから中京出陣は断念してテレビ観戦にしゃれ込む。
スタートは綺麗。
2番手から先頭に並ぶ感じでアグネスワールドがいくが、どのみち兄貴のヒシアケボノ同様このコースはダメだろうとふんでいた。
戦前、ゴールまでの直線での強い向い風が懸念されていたが、その通りになる。
直線で前を捕らえていくアグネスワールド、4角回ってすぐの直線ではいよいよブラックホークの切味だっていう伸び脚をみせていたが、それ以上に外からキングヘイローが伸びてゴール前さしきる。
この馬スプリンターズSで3着からいいけど、血統からして好きだけど
騎手が善臣だからいいんだけどね、ずっと福永のへたくそのせいでG1まけ続けだったしだからといってスプリンターじゃないだろう。
直線最後は並んでのタタキあいで見ごたえはあったけど、それにしてもスプリント決戦という意味からは的外れだよ。
その昔、僕が好きだったサクラバクシンオーがいた時代。
あの頃より距離体系は整備されているのに。
なんともふに落ちない。大負けは仕方ないけどね。懐がまったくからっぽ。

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桜花賞[G1]

(日)阪神 1600芝・右

1.チアズ

2.マヤノメイビー

3.シルクプリマドンナ

4.サイコーキララ

5.サニーサイドアップ

6.レディミューズ

戦前の思い

いよいよ春爛漫
G1桜花賞が迫ってきた。
名前的にはロマンもドラマもない(人間模様はあるけどね、師弟の)サイコーキララが無傷の5連勝を目
指して一番人気だろうけど、ダントツにはならない気がする。
前走のトライアル、四歳牝馬特別G2はおつりがなかったような気もする。
第一に四歳の雌馬。
何があってもおかしくないしね。
ただ華やかな桜の舞う中、ドラマを見せて欲しいよ。

今回、僕の本命はレディミューズで行く。
正直、ここまでの無理がたたってしまう恐れのほうが強いけど期待を込めよう。
春先だしさ。

彼女の母親はシンコウラブリィ。
僕が初めて中央競馬に参戦したあの雨の秋の日、引退レースのマイルCSを雨の中で勝利した馬だ。おまけにこの日はメジロマックイーンの
引退式もあった。
僕自身、この馬に思い入れはないけど、なんかの縁を感じるからここから行く。

あとはエアトゥーレ。
主戦の武豊は6月後半から長期アメリカ・カリフォルニアを拠点にして活動をする事になっている。
何より、母親がスキーパラダイス(安田記念G1勝ち)。武に日本人初の海外G1勝利をフランスでプレゼントした馬でもある。
父のトニービンは大活躍中の有力種牡馬だが、つい先日急逝。

これらにサイコーキララかな。
勿論、シルクプリマドンナも押さえる。
面白そうなサニーサイドアップとかはオークスでにしよう。

丁度桜も見頃になった。
1分30秒そこそこのドラマに酔いしれたいな。

2000.4.6
 


いい天気 遅れていた桜が満開で気持ちよくて込み具合は数年前に比べたらガラガラと言っていいんじゃないかな多かったけどね パドックでは意外とおとなしかったレディミューズ。栗毛も少し沈んでいたのかな。 連れがそう言っていた。 逆に意気揚揚と歩いていたのがシルクプリマドンナ。 これはよく見えた。 気になったのは一番人気のサイコーキララ。気合乗りすぎているきらいがあった。 つる首でいい雰囲気ではあるけどね。 ちなみに勝馬はまとまって雰囲気はよかったね ファインダー越しに見ていて何度か撮ろうかと思ったくらいだからね さすがに前走10着惨敗だけにあきらめて切ったのが運のツキだった.エアトゥーレはしっかりと歩いていたね。 * 馬場入りはやはりレディミューズ歓声大きかったね。 エアトゥーレが馬場におろす時嫌がっていた気もする みんなすぐに1コーナーの方向へ返し馬に持っていって、1頭も僕らの前のホームストレッチには持ってこなかった かつて武豊が自信満万に見せびらかしていたのとはえらい違いこれが4才牝馬だからね * 大笑い 発送前のターフビジョンで例によってメモリアル映像を流していたと思ったら桜花男、牝馬の河内騎手がドアップ そして「本日はご来場まことにありがとうございました。60回の記念の・・・」 なんて字幕入りで挨拶しているんだよ。今日乗り馬いないからだけど、観客失笑。 * ゲート入りを嫌ったレディミューズ以外はまぁすんなり態勢についたもののねぇ ファンファーレは最後が妙に短く切られていたのが気になる。 こだわっちゃうんだなぁ スタートっ いい感じだと思ったら大きく10馬身以上遅れてぼこっと出ている馬。 あれはもう憐れだよ。 Lミューズは5番手位から少し下げつつも好位につけている。sキララは中団。 ミューズは前過ぎたね、位置としてはいいところなんだけど、昔ほどでないにしても前へ前へとペースアップしていく桜花賞ペース。 向う正面ではかなり長い列になっていた。3コーナー入るくらいでもそのままで、 正直そこであきらめたよ あとはへたくそな石山騎手のへまを見届けるだけかなと気持ちを切り替えた. 直線内に入ったままつきぬけれないLミューズ チアズが抜け出してマヤノメイビーがG1で3着の意地と貫禄を見せて突っ込む。 シルクプリマドンナが猛追 サイコーキララは外から追い上げるが勝馬の脚色も劣えもせずゴールをつきぬけていた 2番手以降は少し混戦模様で写真判定なんかもあった。 桜の咲きほころぶ日 悔しかったけどいいレースだったかな 石山騎手はやっぱり物足りないね。 レディミューズはまだパンチ力不足。この先もう少しは伸びてG2くらい勝てる馬になって欲しいよ。 かわいそうなのはサイコーキララ、どうみても桜花賞向きの馬なのに・・・

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皐月賞

4/18(日) 中山・芝2000m・右

1.エアシャカール

2.ダイタクリーヴァ

3.チタニックオー

4.

5.

[パドック]
全体の印象としては、エアシャカールが前走よりはおとなしく見えたことかな。
騎手を乗せてからは跳ね出したけど、周回している間は多少うるさいなという程度。

[レース]
G1ともなれば、やはりそれなりの雰囲気を持っているか、この先そういう存在になる馬に勝って欲しいし
好勝負してドラマを楽しませて欲しいという思いは強い。
今回の馬の中では名前と雰囲気からラガーレグルスやエアシャカール(少し軽いイメージ)、この先ならジョウテンブレーヴなんかもいいかな。
ダイタクリーヴァもいいな。
ゲートが開いた段階で、キレイに出たなというのが第一印象だったけど、一気に目の前真っ暗。
それでなくても頭痛がひどいのに・・・

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天皇賞・春

4/29(日) 京都・芝3200m・右外

曇り・良馬場

1.TMオペラオー

2.ラスカルスズカ

3.ナリタトップロード

4.ステイゴールド

5.

[パドック]

いつもなら駆け付ける僕のホームグラウンド「淀」
今回は身内の不幸があった関係で自粛してTV観戦。
CX系では装鞍所から中継していたけど、落ち着いたもの。
パドックも全体にいい造りでうるさい馬はいなかったね。
むしろ、返し馬で気合い乗り過ぎかなと思えたのがテイエムオペラオー。
キャンターにおろすときにね。
ラスカルスズカはかつて兄サイレンススズカがそうされたように武豊によって客席間近でお披露目してから返し馬に入る余裕があったようだ。ここはTV放映されていない。
一番よく見えたのはナリタトップロード。重心の低いフォームで駆け出す姿は美しくて最高だった。やられたかなとも思えるできだよ。

[観戦記]

戦前の下馬評も去ることながら、5才馬の3強対決。位置取りに興味は集中していた。 
今日のファンファーレは焦ったテンポではあったものの正規のものだった。
嬉しいことだよ。
ゲートは多少ばらついたけど揃った。皐月賞のラガーレグルスみたいなのはない。
当然だね、最高峰の天皇賞だからさ。
2度の坂越えをするレースだけど、ホームストレッチに入る頃にはすごい縦長。
タマモイナズマなんかが逃げて、ナリタトップロードは菊花賞の時見たく先行。中団にテイエムオペラオー、最後方2,3番手にラスカルスズカ。
スローペースには見えない縦長だけど、武豊いいのかよ、ラスカル飛んじまったと言う思いと
まだ2400mはある、大丈夫と言う思いではらせはらしていた。
道中は淡々としていたけど、それでも鬼気迫るものがある。
3コーナーの坂越え手前で一段に詰まりはじめてラスカルも進出しはじめる。
3,4コーナー中団ではオペラオーも前を捕らえに行くが完全に被せられて包まれてしまっていた。前にいるトップロードがこの瞬間に有利にたつ。
正直一番ハラハラしたよ。
4コーナーから直線、ラスカルは前が壁になっていて外に出しかけ躊躇したように見えた。
前が開いたテイエムオペラオーがのびる。
ナリタトップロードが逃げ込みに入るが、オペラオーと一瞬馬体を合わせられてそのまま突き放される。
それでも粘り追い上げ、外から懸命にのびるラスカルと張り合い、ゴール手前で刺されて3着に散った。ラスカルは根本的には長距離タイプでないだけに不安はあったけど騎手が最高の味を引き出してくれたね。
4着に3馬身はなされてステイゴールド。さすがだね。
直線、馬体合わせての叩き合いと言う迫力ではないけど、一進一退と言う雰囲気の攻防でドラマテッイクでいいレースだったよ。

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NHKマイルC

5/7(日) 東京 芝1600m左

1.イーグルカフェ

岡部幸雄

2.トーヨーデヘア

後藤浩輝

3.マチカネホクシン

武豊

4.ミスターサウスポー

5.

パドック見ていても落ち着いていて、本馬場入場は言い雰囲気。
ゲート入りであれは15番だったよな、チャカついて蹴っ跳ねていたけどスムーズだね.
TVの中継どおりなら、特別許可を取ってまでゲートについていた藤澤調教師。管理馬のスイートオーキッドに何か気がかりな点でもあったのかな?
確実な状況を維持するためだろうけどね。

発馬は多少バラけたけど極端な差はなく、8枠からの2頭を含めて3頭が並んで先
頭集団を形成して引っ張る。
向う正面で多少縦長になりかけるものの、流れはスムーズで国内最長の500mの直線.ネオポリスら逃げた馬たちが内のグリーンベルトを利用して逃げ込み体制に入り
意外と粘るが後続の追撃が一気に来る.
でも、やはりA1コースという最大幅員のコース.仮柵をはずしたところでもあり、内の方が伸びがよくてなかなか止まらない.
12番イーグルカフェが外よりやや内目、5,6頭分の位置で追い出しをかける。
一気に来るかと思いきや来ているんだけどなかなか内にいる先行群を捕まえれない。
更には同じような位置から最内に入ったトーヨーデヘアが伸びて先頭.懸命に追いかけゴール前で捕らえたかどうかでゴールイン
内外離れすぎていて判別がつかない
TVのカメラによっては双方それぞれに有利に見えるしね。
もう手に汗握ったよ.
少し遅れて一番人気マチカネホクシンが3着入線。後ろ過ぎたね。
最後の600mくらいなんて上りが早かったと思う。
内にいた馬たちがね
だから追い込み馬にとっては意外と辛かった展開だね。
イーグルの騎手岡部氏も検量室に入っても首をかしげて分からないとぶつぶつ苦笑い.
調教助手でありかつての名物騎手の息子小島良太氏も笑顔は見せているが不安げだ.

判定の結果はハナ差でイーグルカフェが勝利.
2月の共同通信杯G2で厩舎初重賞制覇の時にうちのBBSでも祝辞を述べたけど
本当に嬉しかった.
あの時に僕はマイルCはこれだと決めていたからね。

昨年の3才チャンプ・エイシンプレストンもお気に入りのシルヴァコクピットも戦線離脱して小粒かもしれないけど゛
出たものしか勝利者になる資格はないわけでイーグルカフェにはこれからも楽しませて欲しいね。

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第61回優駿牝馬

5/21(日) 東京 芝2400m左

1.シルクプリマドンナ

藤田伸二

2.チアズグレイス

3.オリーブクラウン

4.レディミューズ

岡部幸雄

5.グランパドゥドゥ

前日の雨が渋り、稍重の東京。
パドックでは3番の馬がちょっとうるさそうだった。
お気に入りの(いろんな意味で)レディミューズは評価を落としているが落ち着いていてでもブリンカーが哀しい。

レースは綺麗に出たと思いきや、いきなりレディミューズが逃げる。
無理に押し出したようではなかったけど絶望的だった。
かかっていないな、折り合いと・・ずっとそれが気になっていたよ。
サイコーキララなんかも前々ですすめていたけどスローペース。
本来の逃げ馬ジョディシラオキがお気に入りの渋った馬場なのに最後方にいる。
最後の直線。
残り200m手前くらいでレディミューズがかわされる。
それでも内でしぶとく馬体をあわせかけてミューズが粘る。
外からチアズグレイスが、シルクプリマドンナが飛び出しミューズはオリーブクラウンには刺されたものの
2番人気のグランパドドゥの追撃を首差しのいで4着。
レースはなんとか1番人気シルクプリマドンナが勝ち切った。
しかし、ワイドは・・・万馬券!
なんでオリーブクラウンやねん。
もうちょい頑張ればなぁ
ミューズは現時点の力を馬場適性もあるだろうけどブリンカーと名手の手腕で発揮したね。
満足であり、いいレースだった。
レース後即museさんにTELする。本人も大笑いしていた。この激走にね。
今回のレースはスターバレリーナの子供やダイナフェアリーの子といった面々もいてシンコウラヴリイの娘ミューズも含めて今年は面白そうだよ。

 

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第66回東京優駿-Japan Derby-

5/28(日) 東京 芝2400m左

晴れ・良:2"26"xx

1.アグネスフライト

河内洋

3人気

単510

複200

2.エアシヤカール

武豊

1人気

複120

3.アタラクシア

四位洋文

4.ト-ホウシデン

田中勝春

馬600

5.リワードフォコン

後藤浩樹

6.ジョウテンブレーブ

蝦名

5人気

7.カーネギーダイアン

藤田伸二

4人気

パドックを見ている限り、エアシャカールが大人しいというか落ち着いていて、調教でハイにしないように最終追い切り軽くしたりしていただけに、買いか消しかで悩む。
本命アグネスフライトは綺麗なヒップ。
彼女とTELしていてそんなこと言っていた。
対抗にしていたカーネギーダイアンもいい感じ。少し小さく見えたかな。
なんにしても前日はナゴヤは大雨。しかもメインレース直前で豪雨。
金鯱賞G2は絶対だったラスカルスズカ(00天皇賞春G1・2着)が3着敗退なんて波瀾もあっただけにこの日の天候を心配していた。
なんとか晴れて良馬場発表。まずは一安心だ。
レースは多少内の馬でゲート後下げ気味になったくらい出足のなかったのもいたけど、不具合なくでそろう。
マイネルブライアンが行こうとしたり、パープルエビスが2番手になったりしたが、縦長の隊列、徐々にペースが上がっていく。
距離不安から評価が下がり2番人気のダイタクリーヴァは中段やや後方、外にカーネギーダイアンら。
エアシャカールは後方4番手。アグネスフライトは最後方。
以前のダービーポジション(10番手)からしたら論外になる位置取りだ。
3コーナー回って武豊のエアシャカールが動きだし、進出。
遅れてアグネスフライトも動こうとするがエンジンがまたもやかかりにくい。
なんとかAフライトが先団に向かう時には直線に入っていた。
エアシャカールが残り400m標識で先頭に並びかけようと伸びていく、もうこれで決まりかな。。。
更に外からアグネスフライトものびる。
カメラワークかな、前走の爆発的な伸びではないけど、追い掛け追い掛け馬体を合わせて叩き合い、ゴール板過ぎても分からない。
ただ、Aフライトの河内が手をあげ、その後にエアシャカールの武豊から握手を求めていた。
彼は17回目の挑戦でダービージョッキーとなり、武豊の3連破の偉業を阻んだ。
皐月賞の敗戦で切り捨てたアタラクシアが3-1/2馬身差で3着。
父ディンヒルの血統からどうかと想っていたけどやるね。ただ、血統面から菊はどうかな。
リワードフォコンはまたまた掲示板。
パワーが一押したりないな。
本当にいいレースだった。気持ちよく燃えられたよ。

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安田記念

6/4(日) 東京 芝1600m左

晴れ・良

1.フェアリーキングプローン

2.ディクタット

3.キングヘイロー

4.

5.

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宝塚記念

6/25(日) 阪神 芝2200m右

小雨・良

1.テイエムオペラオー

2.メイショウドトウ

3.ジョービックバン

4.ステイゴールド

5.ラスカルスズカ

覇気の問題かな 役者は揃っていたはず。 グランプリ4連覇を目指し復活か引退かのグラスワンダー。
今年に入り3連勝、皐月賞・天皇賞馬テイエムオペラオー。
2年前の同レース優勝サイレンススズカの弟、春天2着のラスカルスズカ。
中距離得意のメイショウオウドウ。
そしてメイショウドトウ。
G1・2着コレクター、ステイゴールド。
素質が評価され欧州G1戦線参列を予定しているマチカネキンノホシ。
かつての菊花賞馬マチカネフクキタル。
注目はテイエムオペラオーとグラスワンダーの対決だ.
宝塚市は午後から雨になった. 駅から皆傘を買い求めては走っていく。
パドックもG1の込み具合。
馬たちはおとなしく、出来の目立つのとかはこれといってなかった。
それよりメインの馬が出てきた頃から激しい豪雨。 馬場はともかく馬の心に影響しないといいな。
本馬場に待っていると 突然スタッフに透明ビニル傘をされたおっさんが片手をひょいっとあげて ターフビジョンに映った。
みんな一瞬きょとんと・・・小田和正だ。
今JRAのCF曲を手がけている。
今回参加しないと広報で行いっていたのに、阪神ではイベントしているからね
「雨男でごめんなさい」 「最後までレースを楽しんでいってください」
おもむろにwoh wohを生で歌い上げて帰っていった。
好感の持てる人だな。
本馬場ではちょっと行きたがるそぶりのグラス 内ラチを歩くラスカル レース前になると文句もありつつ傘は閉じていく。
アナウンサーが傘もなく、雨も上がりましたって笑わせる。
何もわかっていないやつだ.ラジオ短波かな。 雨は小ぶりだった。
ゲートは綺麗に出た。 グラスワンダーが真中につけ、第1コーナー前でやや下げる. やや縦長の展開だが頭数少ないから固まって流れ、ステイゴールド後方待機. 3コーナー回ってグラスワンダーが外からテイエムオペラオーに並びかける。
2頭でノピかける。 例年春にはこうして名勝負が生まれてきた. ここが一番のドラマ。
沸き立つ観衆の中、最終コーナーを回ると内を突いたラスカルスズカが本調子でなくとも 1,2馬身離して直線に出る。
そこから馬場の真中辺りをテイエムオペラオーが伸び、いつしかグラスワンダーは取り残され、 同じピンクの帽子の馬が追いすがる. ゴールはオペラオーからメイショウドトウ、穴でジョービックバン。 ステイゴールドはちゃっかり 遅れてラスカルスズカ、グラスワンダー. 雨の中 僕の夢は消えていった。
グラスワンダー、これでは引退だな そう思って競馬場を後にする。
テイエムオペラオーの強さは感じないレースで面白みもなかった. グラスは脚骨折。
今もレース後2日経つが7/1再度精密検査するらしく、ギプスで固定され、 痛み止めを投与されているという. かつて見た、復活の春天から宝塚へ そして散っていったライスシャワーが目に浮かぶ. せめて命あるだけ良かったのかもしれないけど、今年のJRA、メンバーもレースもつまらないな。 春はダービー位か、ドラマあったのは。  

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