MULAN meets LUNA SEA
LUNA SEA 1998 REVIVE
"真夏の野外"
98.8/9 横浜スタジアム
ver.2.0<8/16>
-8/8(sat)-
14時過ぎ、サウンドチェックが始まっていた。
結構町中遠くまで響く音。
大変やろうね。
18:25頃、どつかのバンドの音が途切れてメンバーがステージ左からでてきた。
真矢はゆっくりと会場を見回し、もの凄い歓声を楽しんでいるようで
ドラムセットへ向かう。
-Dejeav-
スタートは予想外だったこの曲。最初、歓声で聴き辛くて分からなかった。
ステージ前に並んだ特効の花火が爆発する。
RYUICHIは黒のズボンに白のジャケット。
-G-
2曲目も分からなかった。全然別の曲をイメージして踊っていたら「G」だった。
-MC(RYU)-
「元気だったか? 会いたかったぜ!」が第一声。
「やっと進化したルナシーを届けられます」
「とばしていくぞ!」
-Unlikelihood-
「Next Song Unlikelihood」の声に一段と歓声が高まる。
アルバムより生は迫力(当然)があってJの叫ぶように唄う姿がいい。
そんなに好きじゃないけどやっぱり盛り上がるね。
-END OF SORROW-
まさかやるとは思わなかった。真冬の野外でやっていたのと同じ位置かな?
意味的にはまああうけど。
ここからしばらくゆったり系に入る。
-Looper-
くるだろうとは思っていたシングルC/W攻勢。
-MC(RYU)-
嬉しそうな表情のRYUは「やっぱ、ライブは最高だな!!」。
「今夜は新旧問わず楽しんでいって下さい。スタジアムにいる全員に贈ります。」
と、この後何度も言う同じ台詞で曲紹介へ。
やっぱり新旧ってファン(SLAVEじゃないな)を意識しているのかな?
-この世界の果てで-
いかにもRYUICHIって感じに腕を広げ、口を大きく張り裂けるほど開いて熱唱する
-RA-SE-N-
これもまさか・・・ねって感じ。うねるグルーブ、
ビート感は好きだけど別のノれる曲がよかった。
-WITH-
SUGIがライヴでやったら面白いって言っていたとおりにきたね。
-Providence-
一瞬の間、SUGIZOはバイオリンを手にする。
幻想的なメロディで好きなんだ。きれいな真夏の野外に響く。
じっと聞き入ると無茶苦茶気持ちいい。
会場では手で三角形(指揮している)を描いていた。
-ANOTHER-
胸に痛く長い曲。
女性コーラス?の人がノリ乗りでタンバリンをふりまわしていた。
妙にモニターUPになると浮いて見える。
-真矢ドラムソロ-
シンプルなドラムセット。
「もっとこいや」と煽りまくれば 「真矢!!」と答える声がどんどんまして、
普通のライティングの中で突き出す腕が揃っていて奇麗だった。
ドラムソロならお約束の特効花火が吹き上がるとメンバー再登場。
RYUICHは赤いシャツに変る。
-BELIEVE-
これもまさかね・・・って感じだった。
よしヘドバンへ流れ込むゾッと思っていたら、流れが途切れてMCへ。
-MC(RYU)-
RYUの「みんなこの日を待ってたのか?」に大歓声で答える。
「スタジアムに集まってくれた全員に贈ります、Breathe」
実はずっと「ブレス」だと思っていた。動詞だから「ぶりーず」だよね、一瞬目が点になって何の曲だろうって考えていた。
-.BREATHE-
透明感のあるメロディ。
原曲&作詞のINOはどう思って弾いているのかな? 小さくてよく見えない。
-MC(RYU)-
「いちばん後ろまで届きましたか?」とスタンド後方が沸く。
「とばしてみるか?
いくぜ!!」とやっと本当にヘドバンへ突入を告げる。
-DESIRE-
これがくるのかっておもいつつも唄いゆれる。
途中RYUのVocalがミスか間違いか躓いた気がしたけど勢いは止まらない。
「もういっちょいくぜ」
耳なれた呼び掛けが激しさを誘う。
-ROSIER-
もう近くにいた女の子たちもヘドバン。揺れに揺れる。
Jがマイクスタンド投た時なんか変だった。何かあったのかな?
-TIME IS DEAD-
Time is dead,World is deadのコーラスがマジで煽る。
「自分を出しきってみないか? つっぱしってみたいだろう?」
とさらに観客を挑発してLast Song。
-STORM-
「どうもありがとう」と深々とお辞儀をして、本編終了。
なんか流れが妙だった。前半から中盤に掛けてはグルーヴとビートで攻めていたね。
全体的にゆったりしている感じが色濃い。MCの話し方も丸くて当たりがいい。
それにしても「Broken」も「Millenium」もない。
「IN SILENCE」「IN MY
DREAM」「Forever&ever」なんかやってほしかったけどない。アンコールかなぁ・・・
Encore.1
全然アンコールの声も手拍子も揃わなかった。なんか悲しい。
企画モノがちらほらとあったけど風船が係りの人の注意事項を無視して広がったくらいかな。
「きよしこの夜」はさすがに広まらなかったね。いくら場所的にも意味ある曲でも季節が正反対過ぎるしさ。
SUGIZOがツアーグッズのうちわを持って登場し、メンバーや観客をさかんにあおぐ。
RYUICHIも「今夜は暑いなぁ、みんな」と一言。
衣装はピンクのシャツ。
「冬のライブに来た人、いますか?」というと
ほとんどが手を挙げていたみたい。ボクはいっていなくて立ち尽くす。
「LUNA SEA
は今日よりも明日、明日よりもあさって、と成長して大きなバンドになっていきたいと思っています。そのことをこの曲で感じて下さい。」
-I for You-
ノイジーなギターに透明なアルペジオが重なる。
切な気に唄うRYUに太く静かに、そして強く刻むJと真矢のリズム。
最後のオーケストラの音は入っていなかったみたいの聴こえた。
野外で聴くといいけど、どうせなら秋から冬に掛けてリリースした方がよかったんじゃない?
-MC(RYU)-
ちょっと振り返り後ろ向きになりまたマイクスタンドに左手を付いて少し俯きかげんから顔をあげで語った、淡いピンク(紫)のシャツを着たRYUのMC。
「LUNA SEA
も10年目に突入しました。これからもね、いろいろなことがあると思うけど、一つだけ約束できることは音楽には正直でいたいと思います」
-SHINE-
ほんとにポジティヴで輝いてるね。
通して聴くと確かに雰囲気違うけどあわないこともない。
-WISH-
「I
wish」と叫んで飛び上がるお約束に特効の銀テープが飛び出す。
大きくゆれる会場に合唱が響き渡る。
アリーナで光を乱反射しているテープの波間が幻想的に見えた。
「どうもありがとう」とアンコール終了。
Encore2
スタンドのウエーブが3回位起こる。やっていて気持ちいい。
「皆でメンバーを呼んでもらいましょう」
とタオルを方に羽織ってでてきたRYU司会でメンバー紹介しつつ呼び出す。
・RYU「ドラム」「真矢!!」
ライヴグッズのTシャツを着た真矢は走って登場するが、ステージ中央で足をすべらせる。
真矢「みんなの顔を見てると最高に幸せだぜ!!」
RYU「じゃあ、ずっと見てれば。」(笑)
二人とも笑顔が楽しそうだ。
・RYU「ベース」「J!!」
J「俺達が帰ってきたからには、わかってんだろうな?!」
さすがはJだね。会場がどよめく。なんかJスレって多いと言うかパワーがあるな。近くにいた兄ちゃんも叫び続けていたし。
・RYU「ギター」「SUGIZO!!」
グッズのタオルを頭から被って体を揺らして登場。
SUGI「これからが俺達の時代だぜ!!」
プレイ中にピンクの髪で風で髪が吹き上がるとメイクもHideみたいなSUGIZO。
・RYU「ギター」「INORAN!!」
RYU「INORAN先生、どうですか?」
INO「ライブはいいね」
この一言がたまらなかった。「あのINOが喋っている」なんて呟く人もいた。同感だね。
最後にRYU。
「昨年一年間はLUNA
SEAとしての活動を休止して、今年ようやくアルバム"SHINE"を発表したわけですが、もっともっと素敵な作品を作っていきたいと思います。
一緒に明日への扉を開きましょう。」
-UP TO
YOU-
ずっと燻ってた空が霧雨のようにかすかな雨をこぼしはじめた。
「どうもありがとう。」
SUGIやJはステージの左右の端まで手を振りに行き、おまけにミネラルウォーター?を口に含んで天に向かって吹き出しては中身が入った容器をあおりながら客席へ投げる。
いつもなら消えていくステージ左そでで投げているが、SUGIはわざわざ右手の端までいってライトスタンド側に投げていたね。
結局、意外とNEWアルバムの曲はなかった(シングル入れて半分)し、カップリング3曲が大きかったかな?MOONとかMOTHER、BLUE
Transparency」は影もない。
次のツアーだね。
SUGI、J、INORANも真矢も客席へそれぞれのアイテムを投げ続けた。
最後はみんなで手をつないで万歳&ジャンプ!!
気持ちのいいライヴだった。