--Dir en grey--

9/15 名古屋市民会館レポ

台風が本州を縦断していった日 僕はその前々日から2連ちゃんでJRが止まったり遅れたりで家についたのは午前2時とか4時。 その日も4時だったのでとにかく寝た。 15時には台風は岐阜県の高山市にあるという。 まじ? JR止まるじゃンと思ったら難無く動いている。 結局名古屋市民会館に17:10位につくともう人の群れ。 みんな幼いね。若いとはいわないよ。 そして綺麗に着飾る子が5割、コスが3割強、平凡なのが2割弱だな。 なかなか壮絶な眺めだったから開場口の階段から暫く眺めていた。 で、定時になったので入場待ちの行列に並びにいったけど全然始まらない。 結局20分押しで開場。 8列に並び2ケ所のゲートから入る。 僕は一人きり。 イベント以外では独り参加のライヴって初めてだね。 18:00女性の影アナが諸注意を告げる。 ハウスツアーみたくメンバーの声かと期待したけど残念。 バイト君達がスタンバイ。 ステージは左右手前がスピーカータワーで2m強。 その裏に塔がたち、太い蔦のような絡まった上に歯車のような空洞があり赤く光っている。 更に裏に包帯のようなガーゼのようなからめられたでかいたわーがある。 その左右対称なセットの中心にぼろぼろのガーゼか包帯が幾重にも貼られ、 センター奥のオブジェを包んで浮かべている。 僕の席は3列目21番。 薫の真ん前だね。 イベンターのオッサンの影アナと、もう一度女性の影アナが入るころには各ブロックの 隙間の通路に半径3cmの鉄パイプで出来た柵をはめ込んでいた。 作業しているバイトニイちゃんは近くのファンが不思議そうに問うのに苦笑いしている。 なにこれ・・・??? ちょっとショック。 更にこれが変型する事態に後からショックを受けることになる。 20分押しくらいで始まったのは [GUASE Mode of EVE] SEに歓声があがりスモークが一気に立ち篭める。 その中でメンバー登場。 バックライトに浮かぶ影が僕の目の前2mくらいでがに股のように構えて飛びかかろうとする 感じでこっちを見ている。 影から見てあのアタマは京かと思ったら本人はセンターのマイクスタンドに似たような影を 揺らしている。 これが薫だった。 そして始まったのが [Swecheinの椅子] [ゆらめき] [despaur..unknown...lost] この辺りまで京は背中に羽をはやしていた。 けど曲が終わるとすぐステージ袖に消え去り、出てきた時には衣装変え。 身軽になっていた。 序盤でハウリングおこしていたVo。PAしっかりしろっ! 「名古屋でホールでやるのは初めてだけど・・」 正直記憶が曖昧すぎる。でもこの辺りは真ん前なのにみんなノリが悪い。 何度か薫があおりに出てきたりToshiyaも煽ってきた。 確かに綺麗な顔しているし細い子だねェ・。ボンテージ系の衣装かな? [Ash] [Cage] [Reason Detre] [304号室、白死の桜] [Masohyst decadance] 6本の灯籠というかオリンピックの聖火トーチみたいなのが焔を揺らす。 ガスだな? 奥のオブシェが発光する・・・胎児だ・・・正直不気味。 センターからでてきた白衣の人たち、医者と堕胎する女性。終わりがけに帰っていったけど 動きもしない。 曲の最後で薫がローディから別のギターを受け取る。 こっからかすれた淡い紫のようなギターになったのかな。 今回、彼はしょっちゅうローディと話をしている。 それ以外は孤独に定位置でギター弾くか京と絡んでいるか、 どう見てもSUGIZOとRYUOCHIみたい。 赤い髪は本当にSUGIみたいだし。 [予感] 最後に京声が出なくなる。 「声が出ない」といいながらも最後のフレーズは歌えていた。 どこかで、「横浜アリーナくる人?遠いけど来てね」 [MASK] [蒼い月] さすがにライヴと言わせる曲だ。音源では大したことないけど凄い。 Blue & Dieの掛け合いって聴いていたけどむちゃくちゃ。 Drに合わせて薫が先導しつつ一緒に大きくヘドバン。そして段階おっての突き上げる腕と ジャンプ。 えんえん引っ張る中でどんどん柵を乗り越えて殺到する人たち。 おまけに座席を乗り越えても押し寄せる。 僕も結局椅子の上にたって頭振ってついでにBlue &Dieに合わせて段階ごとに腕を突き出し 飛ぶ。 薫と京が押し寄せる客を見ながら僕らの一つ後ろあたりのブロックを指差して笑っていた。 飛ぶのか? ダイブ? そう思っていた時に曲か・・・ 19:45〜20:15中断 会館からの中止命令。罵声も飛ぶけどアンコールがかかったり、消え去ったり。 一応最後のチャンスということでもしも殺到とかしたら即刻中止という条件で再開。 [Jelous] [残] PHYCOで煽り、 「飛べッ!上へ飛べ、もっと1Fは2Fに届くくらい、2Fは3Fへ、4Fは天井突き抜けるくらい 跳べっ!」 アンコールはすぐにかかる。 でもなんとなくばらついていたけどね。 DIEが左袖から走って定位置へいく。 みんな一瞬ローディかと目がテン。そこへぞろぞろとラフなスタイルのメンバーが出てくる。 京は赤いTシャツだった。帽子かぶってたのかな。 「大阪くる人?大阪は[残]でウェーブします。」(どんなんやねん) 「次の曲は誰も唄わないで聴いて下さい」 EC)アクロの丘 僕がDir転んだ曲。生で聴くといいけどすぐ横にスピーカーあるからなんとなく音がバラバラ。 京のはもりはテープというかDATかな。 Toshiyaは青いベース持っている。 このリズム隊が好きでヘドバンしたくなるねんけど、後ろの一人以外誰も動かない。 EC)I'll 左右上から羽毛が吹き出してステージ中を舞い上がり埋め尽くす。 照明によっては桜吹雪にも見えたり、 降り積もった後は寒い冬景色だった。綺麗だね。 開場を去る前にいってしまいそうなShinyaをむりやりひっぱってDIEがセンターあたりで 押し倒して雪まみれにしたり、Toshiyaも雪を振りまこうとして失敗して照れ笑い。

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