公演日 |
会場名 |
開場 |
開演 |
3/25(水) |
大阪城ホール |
17:30 |
18:30 |
3/26(木) |
大阪城ホール |
17:30 |
18:30 |
3/28(土) |
福岡国際センター |
17:30 |
18:30 |
3/29(日) |
福岡国際センター |
15:00 |
16:00 |
4/1(水) |
大阪城ホール |
17:30 |
18:30 |
4/6(月) |
横浜アーナ |
18:00 |
19:00 |
4/7(火) |
横浜アリーナ |
18:00 |
19:00 |
4/11(土) |
グランディ21(宮城県総合運動公園) |
17:00 |
18:00 |
4/13(月) |
Zepp Sapporo |
17:30 |
18:30 |
4/14(火) |
Zepp Sapporo |
17:30 |
18:30 |
4/16(木) |
名古屋レインボーホール |
17:30 |
18:30 |
4/17(金) |
名古屋レインボーホール |
17:30 |
18:30 |
4/20(月) |
日本武道館 |
17:30 |
18:30 |
4/21(火) |
日本武道館 |
17:30 |
18:30 |
4/17(金) 名古屋レインボーホール
まるで一瞬の夢のようだった。
今、仕事を終えて家路につく。JRのホームライナーの中。とりあえずのレポートver1.0にしよう。なんか「Going
home」が似合い過ぎる状況だなぁ。
営業途中で新人同行もお客さんも切り捨てて、とにかく定時過ぎに会社にいったん戻り、決算絡みの処理を少ししてとにかく駆け出す。
友人に迎えに来てもらう予定だったけど手間取りそうで仕方なく営業車に飛び乗り交差点で止まる度に服を脱ぎ、そのまま着替えつつレインボーホールへと走る。今回はお洒落も何もない。スーツのスラックスはそのまま、上着だけラフにする。一応、革ブレスとペンダント(Pure
Whiteツアーのやつ)だけは身につける。
会社はセンチュリーホールの近くだから(歩いて数分)楽なのに・・・
なんとか辿り着いて駐車場に押し込む。が、友人の遅れでぎりぎり開演時間に入場する。
焦りまくリでおまけに開演前にグッズが完売という光景を初めて見てしまった。おかげて何も買えない。噂のパーカーなんて見たことない。変な初体験でよけいに焦る。ファンクラブの通販で買えるかなぁ・・・
真正面6列めの年末と違ってアリーナの13列め55/56番席。
丁度通路側で動きやすい。
センターに向かって右手でナオの方。友人の女の子ポンならきっと喜んだろうに無理矢理連れてきた男は別に音楽に興味もないやつ。当日になって会社の新入社員の後輩にファンがいることを知った。手後れだね。
正直ずっと仕事のことが頭から離れなくて宙ぶらりんの気分。乗れないよ。もったいない。
でも周りは熱気もあってムンムン。相変わらず女の子ばかりで浮いてる。フミヤソロよりもカップルが少ない気がする。まぁ僕も今じゃそうだけど・・・
セットはシンプルで天井には八角形のイントレが組んであり照明が展開している。
「F-Blood」ロゴ入りの旗がはためくなかをバンドメンバーがセッティングに入り、唖然とする中で二人もステージに立つ。
何だか凄くラフ。
「Blood#1」
二人の歌声とギターが開演を告げる。
ハモリを期待していたわりに少し失望。スピーカー位置のせい?
ミキサーのせいか音が噛み合っていない。なんか違うんだ。
ミキサー卓はステージ右にあったやつかなぁ・・・んなことはないよなぁ。
まぁ順当な選曲だね。1月頃には出だし当たりで「You love Rock'n
Roll」だと面白いのにっておもっていたけどさ。
「砂」
ムードのある赤と青、紫を主体とした照明がとろけるようにからみ合う。
結構横ノリの曲だったんだね。体を動かすのに丁度いい。
「蜂蜜の蜘蛛の巣」
尚之のソロ曲で曲名しかしらないけど、あんまりスキじゃないなぁ。なんか聴こえにくくてよく分からない。宙づりのモニターが近くて腹に響き過ぎだよ。
リズムだけは刻みやすいね。
「NaNa」
こりゃなんかブルージーなイントロだぁって思っていたら「Nana」だ。
フミヤの股わりはなかったけど凄くラフに気楽そうに唄っている。
毒のある歌もF-Bloodだとなんか聴きやすい。
ふりはやっぱ皆チェッカーズの時みたい。懐かしいね。FFFツアーよりはこっちの方がいいな。
「I」
フミヤのギターの弾き方と体の回転がTVと同じで思わず感動。あの唇の突き出し方まで・・・
「雨になりそうな空」
雨が昨日ふっていたとかどうかってえんえん引っ張る尚之に皮肉な曲になったね。フミヤもつなぎに困っているけど楽しそう。気負いがないもの。
いやぁ、のほほんとしたMCが心地いいよ。
「Going Home」
哀愁篇をここらで固めてきたなぁ。よけいに仕事とか日常の辛さがしみてくるよ。
尚之は解散ツアー以来のレインボーだという。楽屋に憶えがアルって・・・本気か?酒浸りで覚えていないんじゃないの?と、突っ込みたかった。
兄貴はつい4ヶ月前に来ているし。5年振りなのか。本人達は何年に解散したかも覚えていなかった。
スタンドから男が「93年」と自信ありげに叫んでいたけど僕はその他大勢と共に間発入れずに「92年」と思わず叫ぶ。今回は少し照れる。
「BlueMoon Stone」
イントロのサックスからまさか・・・という感じ。ゆったりとしたテンポになっている。
94年の平安神宮ライヴのアンコールメンバーが3人いるもの、想い出だね。心地いいよ。
チェのFINALツアーよりも92年Summer
tourの時の方がこの曲は印象深いなぁ。いかにも解散を匂わすMCだったしさ。
改めて人間臭いオッサン達のF-Bloodにあって聴くとチェッカーズは清かな曲が多いね。
自分の路線を再確認した気分でブルーにはならなかったな。
「Lonely soldier」
尚之のソプラノサックスが奏でるメロディは????
歌詞に入って「おぉぉぉぉぉぉぉ」ざわめきが悲鳴みたいだ。
生では初めてかなぁ。(FINALのフミヤの「NextGeneration」に変わって唄ったのはビデオしか見てないし。)
ナオバラだねぇ。う〜ん。
「寝顔」
「尚之のテーマ曲」という紹介で始まる。
おっ尚之じゃン。
フミヤは独り椅子に座り、途中から立ち上がってハモリで参加。出番が終わると手持ち無沙汰でぶらぶらしている。なんてラフなステージなんだ。
「白い雲のように」
猿岩石の時はチェッカーズだって思ったけど生のF-Bloodではフミヤの少しビブラート気味の高音がホールで反射して心地いい。
前半では白い(普通の色の)ライトだけが重なりあい二人を浮かび上がらせる。セット後ろの建物の窓のような部分とライトだけが明かりだった。
アコースティックでいいね。味わいがしみ出してくるよ。
彼等の使っているギターは名古屋の「ヤイリギター」らしいがほとんどの人が知らないみたい。少し後ろの女の子は知っているみたいだったけど。探しに行こう。
「キャンディー」
後半のダンスはパターンだな。
「腰に向かって唄うぞ」ってフミヤ。あおられた女の子達が通路へ飛び出して前へと押し寄せる。僕は冷静になっちまった。昔はフミヤの手を握ろうと・・・さすがにしばらくしてむっとした警備のニイちゃんがグイグイと女の子を押し退けて前までいったみたい。彼女達も逃げ戻ってきた。思わず友人のにやり。
「Hightis my way」
意外とタテのりで踊れるなぁ。ムードもいいしテンポがCD
よりもCFに近いのかな?
速くていい感じだ。生でフミヤが唄うとよけいにH。
「GENERATION GAP」
V6とは違うタイミングでカラオケとかでは少し悩んだけど楽しい。
言い古されてるだろうけど、「〜GENERATIOM
GAP」の後に皆でジャンプ。
実は予習していったからこれが初めからやれた・・・今回、アレンジの微妙さが味わいだよ。
特にチェッカーズ曲はね。分からんもの。
「Free Way Lovers」
初めてのライヴ。クラップの拍子が変則的だけど掛け合いにもなって楽しい。
あのテンポは独特だなぁ。CDじゃ分からん。だからライヴは好きなんだ。
「GetUp Boy」
フミヤソロではあんまり好きじゃないけど今回の選曲では踊れていいかな。「2096」ツアー以来だ。革のつなぎとサンタの衣装を思い出すよ。突き出す拳が楽しい。
{メンバー紹介]
「I have a dream」
メンバー紹介からFINALツアー最後のおまけ曲へ。お約束の両手を上で左右に振るファン。
ただ前半に掛けて妙なドラムとベースの嫌なグルーブというかビートが不快だった。あのうねりはフミヤの声を殺しかねないよ。途中から消えたけどね。
どうせなら「FFF」ツアーのアレンジにしてほしかった。なんだかLUNA
SEAの「WISH」みたいな存在だなぁ。
「指輪」
ラストソングはしっとりと、ということで。
「ラヴソングを唄います」と・・・蒼いライトがサビを包む。
さすがにオレンジのライトでは「落陽」になっちまうものなぁ。みんな静かに聞き込んでいたようだ。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
{EC1:Shooting
Star}
意外に早く出てきたなぁ。
「アンコールありがとうございます」
いえこちらこそっていう台詞だよなぁ、いつも。
ノリがいいビートで踊りやすーい。みんなアンコールでもあり最後だと思って踊る。踊る。
ドー考えてもF-Bloodの曲で踊れるものも何も弾切れだし、残る曲なんて・・・弾けられるね。まぁ、本編のエンディングによかった気もするけど、それではアンコールが静かすぎるかな。
{EC2:LONG ROAD}
一番恐れていた。間違いなくやるだろうと(賛否両論だけど)・・・・今の自分がどういう反応をするんだろう。
流れ出せば冷静な自分がいた。あの日、20歳になった翌日、大阪3連戦のあとのこの場所で。この曲のあと、「Friends&Dream」に入ってまじで泣き崩れてしまった。恥ずかしさも何もなかった。辛かった日。
フミヤが泣いてつまった瞬間もなんなく流れていく。
高音ののひがホールに響く。
二人のハモリ版はビデオでしか見たことがなかったし、チェ時代のコーラス・パターンと違っていたね。ナオのパートが少ない。まじでフミヤのサポートにまわってるなぁ。白い雲のようにも猿岩石パートでそれぞれに唄ってほしかった。
{EC:3Blood#2}
ラストはこのテーマで締める。
この詩にメッセージが集約されているよね。レコーディングも一発録り。ライヴは慣れたものだろうし楽しそうだ。
オッさんジャズバンドのフィーリングをベースとして、チェッカーズテイストをトッピングして彩った気楽でラフなステージだったね。