五つの星の物語と出会ったのは多分中学の頃か・・・
[newtype]を買ったら丁度連載開始の時で訳分からんイメージを抱いていた。
暫くしてたまたま立ち読みしてみたら第2話のMHジュノーン封印シーンだった。その時だって流して読んだもの。
前奏曲が終わり、高校1年生の夏、「宇宙皇子」と同時上映でアニメ映画化されたものに出会った。
「宇宙皇子」のことはたしか友人の千広君を通じて見識があった。
部活の帰りに柴田泰弘とユニーの書店前を通ったときに映画の前売りチケットが売っていた。友の進言からか僕は購入していた。
一人見に行って[FSS]が流れ出す。
およそ一時間で終わった。
信じられなかった。
もっと続くだろうって、常識で考えても普通の映画なんだからそんなものだろう。
何にせよ僕は瑞浪、土岐、多治見の書店を探し回った。取り敢えず2巻を多治見で手に入れた。
意外なことに、友人にもファンは多かった。
設定資料集を持っていた新山とか、モモキなんかもそう。当然泰弘や服部、コギにKGも・・・青山も伴君も。
考えて見ればかつてのサンライズアニメの「重戦機エルガイム」の全キャラ・メカデザインをしていた男の作品なのだ。不思議な縁というものかもしれん。
そして心から吸い込まれた。
何がよかったのか・・・設定の細かさ?ストーリー?MH、キャラ?
今でも分からない。
ただ、僕の指針を大きく変えたことは確かだった。
友人達と「六つの星乃物語」を構想し、ほとんど自分のものだったけど本も作ってきた。
イラスト・設定・小説に詩・・・・ぼくの思いが形となる。
今でこそゆとりがなくてなかなか進めていないけどネ。